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新日本を護るために

2025年2月13日gallery,ようこそ日本を護るために

2025年 1月21日 沼の水が抜かれる

昨日アメリカで無事トランプ大統領が就任した。とはいえこの就任はアメリカ一国の大統領就任というよりは、新しい世界秩序の誕生ではないかと感じる。というのもこれまでのグローバリズムとは真っ向から対立する政権が、世界一の軍事力や経済力を誇るアメリカに誕生したからだ。そしてこの就任式はそのことをハッキリと世界にアピールしていた。というのも、もともと他国の元首が参加することは稀だとされるが、価値観の共有できる国の元首はこの式典に招かれていた。逆に言えばここに参加していない国の元首とは価値観の共有が出来ていないと言う事なのだろうか。

さて国防をアメリカに頼る日本はどうかといえば外相の招待は有ったものの総理大臣には声が掛かっていない。つまり現在の日本の総理大臣とは価値観を共有できていない間柄と言う事なのだろう。これでは日本の安全保障は立ち行かないと思うのは、ごく自然な思いではないだろうか。とはいえ、軍事的衝突がただちに起こる可能性についててよりも、日本を窮地に立たせようと思えば、簡単な海上封鎖でことが済むように思える。というのも今緊張が高まっている南シナ海のおいて海上輸送が止められた場合、日本は簡単に兵糧攻めにあうからだ。これには軍艦の必要もないだろう。何しろ相手は丸腰で鈍足な輸送船だからだ。もしこのような事にでもなれば、日本はなす術もない、しかも食料自給率は30%そこそこと脅威の輸入依存国なのである。そのような状態で石油も食料の輸入も止まれば、反撃能力など出る幕がないのである。

と言う事は政府に国民の命を守る責任があるとすれば、今この時こそ日米安保の存在を世界にアピールしなければならないはずなのだが、私には、政府が真逆の方向に目を向けているようで恐ろしくなる。しかも政府の中枢にいる首相を初め外務大臣も、防衛大臣経験者なのだ。このような状況で防衛予算の審議をされても国民の理解は得られるだろうか、因みにドイツの首相はこのような事態にたいし、自らの進退を議会に問い潔く退陣の意向を伝えている。

さてこれほど西側世界を二分する状態は、今後どのような展開になるだろうか、私の予想ではこの展開はそうとうアメリカに分があると思っている。その根拠は、トランプ大統領がこれまで秘密にされてきた内部情報を開示すると以前から公言していたことだ。その中には、パンデミックやウクライナ戦争の経緯などに及び、なかにはケネディー大統領暗殺に関する情報まで含まれるという。こうなれば何故アメリカが、今回WHO脱退を表明するのか、これまでトランプ大統領が24時間でウクライナ戦争を止めるといっていた真意がどこにあったのか明らかになってくるだろう、それに伴いこれらを推進してきた人たちの立場は、極めて危険な状態に追いやられるはずだ。

こういうところにリーダーの危機管理能力というのは現れるのだと思うが、日本もカナダやドイツを見習わなければ国民全体が命の代償を払わされることになりかねない。