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続 盾つく虫も好き好き

2026年5月28日ようこそ

2026年 5月28年 レッテル貼りの弊害

 ウェキペディア The Great Dictator(独裁者)より

「ドイツで極右政党AfDの躍進止まらず、世論調査トップに!ナチスの犯罪を学び、「過去との対決」を進めてきた国で何が起きているのか?」という見出しの記事がYahoo newsで流れてきた。この記事を書いたのは元NHK特派員とある。さてこのタイトルから受ける印象はナチスを生んだドイツで過去の反省も忘れ人種差別を公言してはばからない政党が躍進している。というAfD党にとっては極めてネガティブな印象が伝わってくる。

とはいえ、このようなことはドイツだけに限った事かといえば、お隣のフランスでもマリーヌルペン氏率いる国民連合も同じようなレッテルを貼られ、実際それにより政治活動には制限が加えられている状況だ。そればかりか日本でも移民政策反対を訴える政党にはもれなくこのようなレッテルが貼られている。ようするに移民反対は人種差別と同義語という勝手な飛躍があり、それによりそのレッテルを貼られた彼らは現実の社会から非難の目を向けられている。

そして私がこのことを不当だというのは、問題とするレッテルが本質とは全くズレていることにある。というのも、このような移民政策を問題とするのは、EUだけに限らず世界中で批判が相次出いることからも、現在世界が抱える深刻な社会問題なのだ。

そしてこのことを最も深刻に受け止め、毅然とした対応を行っているのが現在のアメリカ政府だろう。実際どれほどアメリカの被害が大きかったのかといえば、大都市の治安維持のために軍を派遣しなければならないほどの混乱が起こっていた。つまり警察の力だけでは治安維持が困難な状態にあったと言う事だ。一方移民の流出先である南米各国を見れば、民主主義の根幹である選挙事態が暴力組織の台頭によりこれまた軍の力を借りなければ挙行できない事態になっていた。つまり、移民受け入れ条件緩和が反社会勢力の台頭を招き、それにより世界の都市は秩序を失い薬物の汚染が広がったのである。

結局このような状況が世界全体で起こっていることから、逆に彼らにはグローバリストというレッテルが貼られている。つまりAFDにしろ国民連合にしろ、無秩序な移民政策が自国の治安を悪化させていると云うのは現実に起こっている社会問題なのである。それに引き換えわざわざ80年前の出来事まで引っぱり出して、このような政党を貶めようとすることは、現在、日本政府が隣国から80年前の軍国主義について非難されてる構図とよく似ている。

しかも、このように不当なレッテル貼りをする彼らこそEU,NATOが喧伝する武力による現状変更は認めないということを擁護する立場に繋がり、彼らの主張が続く限りウクライナ戦争終結の見通しは見えてこないだろう。因みに極右政党と呼ばれるこれらの主張は、一様にウクライナ支援継続には距離を置いていて、そのことは各国の経済状態をみれば他国の戦争に国費を投じれるような余裕はないということだ。要するに戦争よりも自国の経済復興が何より優先という立場なのだ。

だとすればもし極右の彼らが、EU各国で優勢に立てばウクライナでの戦争は終息に向かう可能性が見えて来る。皮肉に思えるのは武力による現状変更反対という言葉は一見平和主義を主張しているように聞こえるが、この言葉によってウクライナでの戦争は出口を塞がれてしまっている。さらに恐ろしいことは、このまま彼らの主張が正当化され戦争が継続されたとすれば、このまま核戦争に至る可能性も否定できないのである。

ようこそ

Posted by makotoazuma