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思考ラボ

2024年9月15日gallery,ようこそ

 

公序良俗に反する展示

 

 

表現の自由はどこまで許されるのか

 

このことについては、場所をわきまえてくださいただそれだけです。以前私は会田誠氏の裁判について記載させてもらいました。繰り返しになりますが、アートというものを学ぼうとするならば、生と死については避けては通れない課題です。私は真実を探求することがアートだと思っています。だからこそ国を超え世界をつなぐ力になりえると信じています。しかも会田氏の件は、授業という全く特殊な環境での出来事で、会田氏が特別な利益を誘引したわけでもなく行われた授業だとすればこの判決は如何なものかと思うわけです。

 

美術館は公共の施設です

 

そして今日のテーマなんですが、「あいちトリエンナーレ2019」での企画展「表現の不自由展・その後」についてです。すでに何度も専門家による検証が行われているそうです。そこから伺えるのはあまりにも無責任な運営が行われていたということです。簡単に言えばお金をかけても時間をかけても知恵を絞っても責任の所在すらはっきりしない。役所の仕事はそんなに簡単にお金が動いたり物事が動く筈が無いのですがこの件は、はっきりしないそうです。一般的にはキュレータが企画を仕切る筈なんですが展示内容を把握していなかったようです。

 

この展示で看過できないこと

 

それは2点あります、まずは少女像なるものが展示されていたこと。この像については善良な日本人がいわれのない不利益を世界中で被っているにもかかわらず平気で展示されていること、極めて政治的な意図が強いもののはずですが、公的立場にあるにもかかわらずこの無神経さには憤りさえ感じます。いったいこの像がそもそも何の目的で誰が創ったものなのか把握されてるのでしょうか、そして、この像が象徴している慰安婦問題とは、日本軍によって連行され強制的に慰安所に送られたことが問題で、軍による強制連行の有無が、最大の争点になるべきなのですが、このことをメディアで解説されているのを見たことがありません。因みに、もしそのような施設が無かったところでは、一般人を巻き込んだ戦争被害が世界中で起りました。そして、性病から軍人の健康を守るため衛生管理を軍がしていたことも資料から辿ることが出来ます。

 

ここで、問題となる軍による強制連行につての出どころは、とある新聞社のとある記者が書いた全くのデマであることが本人の口からも、その子息からも伝えられていたのですが、そのようなことはメディアから現在まで一切伝わってきません。芸能人の不倫に関してはあれほど情熱をもってしつこく報道するのですが、このような明白で日本人の利益になる事実を一向に伝えてくれないために慰安婦問題は歴史の事実とされそうです。

 

日本国憲法で謳われた日本の象徴

 

更には昭和天皇を攻撃していると捉えられそうな動画作品の展示、天皇といえば日本国憲法でも国の象徴と言われる存在のはずが火をかけられるような動画を見せられ穏やかでいろというのは護憲の立場のものが鑑賞したとしても違和感が出ます。これは鑑賞者の日本国民としての良識を捻じ曲げる物であり、非常な精神的苦痛を与えかねない展示が公的場所で税金によって行われたという事実です。もっと恐ろしいのはこのような事実に対し専門家は作品の説明不足や、展示方法について問題があったという驚くべき回答をしている処です。

 

作品は鑑賞者がどう受け取るかがすべてです。現代美術はそのような流れを現在までたどってきました。いちいち美術館のコメントなしに自立できないような作品は展示する価値があるのでしょうか。

 

いったいこの展示で愛知県は何を庶民に伝えることが出来たのか、通常の展示の予算より低いと言われるが納税者にとっては涙を呑んでの納税もあったはずです。庶民にどんな潤いがもたらされたのか説明して頂きたいところです。

 

gallery,ようこそ

Posted by makotoazuma