G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

新 思考ラボ

2025年3月10日ようこそ

2025年 3月10日 宇宙はツインなり

何時みた動画か忘れてしまったが、その動画によると宇宙はDNAのような2重のらせん構造になっているという。そのように言われると生命の設計図が、何故あのような二重螺旋構造で収まっているのか不思議でならない。とはいえこのブログでもブラックホールがどうの量子がどうのとさんざん述べてきた手前、これが事実だとすれば、これに対し自分をどのように腹落ちさせるか気になっていた。とりあえずDNAが宇宙の構造に重なるかどうかは分からないが、なぜ生命の設計図があのように見事な幾何学模様を描くのか考えてみた。

そこで、そもそも世の中になぜ螺旋構造が生まれるのかについて考えてみると、世の中には必然的に螺旋構造が生まれやすい環境が存在しているのだと仮定してみる。ではそのような環境が何故生まれるのかといえば、その答えは宇宙は常に回転している状態にあるからだと思う。だとすればその回転運動は時間軸によって引き延ばされ自然と渦巻模様が出来てしまうのではないだろうか。つまりこれを渦巻の中心から覗けば渦巻き模様は螺旋を描いているように映ってしまう。

では、DNAのもう一つの特徴である2重構造はどのように生まれるのかといえば、量子物理学の世界では、量子にはその対象となる量子が必ず存在するという。実際このことを応用して異次元の早さを持つ量子コンピューターは造られているのだそうだ。つまり量子は常に自分とは鏡になる性質を持つもう一つの量子が存在しているそうだ。しかもその量子に変化が起これば、それに対となる量子も同時にそれとは逆向きの変化を見せるのだという。しかもこの量子同士はどれだけ離れてもこの性質は変わらない、だとすればこの情報は場合によっては光のスピードを超えてしまう事になってしまう。

さて本当にそのような物質が世の中に存在するのだろうか。現在の物理学によると物の実体はすべて粒子に置き換えて説明されるので、この場合も情報を伝達する物質が粒子として存在しなければならないことになる。では物質の最小単位として考えられている量子とは別に情報伝達物質のような素粒子は存在するのだろうか、私が思うのはそれは無理だろうと考えている。何故ならその情報伝達物質の素粒子は伝達する情報の他に相手となる量子の位置を常に把握していなければならないからだ。しかもその移動で使われるエネルギーは一体どこから賄われるのかと考えれば、これにはかなり厳しい考察を考えなければならない。

ではこの難問をどのように腹落ちさせればよいのかやはり気になるので、無理やり答えを探すとこの解決にはどうしても時空の存在しない無という考えが必要になる。つまり量子とそれと対を成す量子の間には、そもそも時空間は存在しないと考えるのが最もスッキリした考えになる。要するに量子と量子に挟まれる無を介することによって両者は鏡のような関係になるのではないだろうか。このようなことを宇宙空間に当てはめれば、宇宙には何故か連星が多いことや楕円軌道がほとんどの宇宙空間を支配していることも腹落ちできそうだ。とはいえこのストーリーでは宇宙戦艦ヤマトやエンタープライズ号に出番はない、やっぱりこの考えはなんだかとても寂しい気がする。

ようこそ

Posted by makotoazuma