盾つく虫も好き好き
2026年 2月6日 ホクホクの日本

毎日新聞の解説記事に高市総理大臣が遊説中発した言葉があった。:高市早苗首相(自民党総裁)が「円安で助かっているのは外為特会(外国為替資金特別会計)。今は、ほくほく状態」という。ところが、これについて政府は大慌てで火消しに動いているという。ようするに、これまで買い貯めた外国の債券を円安の今売却すれば、逆にとんでもない利益を手にすることが出来るということらしい。これで政府が何故大慌てで火消しをしなければならないのかと言ば「そんなに儲かっているなら増税の必要はないでしょ!」ということになりかねないからだ。
ようするに何とか増税したいZAIMU真理教の信者にとっては、この言葉は大変耳の痛い話題になるからだ。しかもこれまでの政治家にとって特別会計に触れることは消費税以上に危険と噂される政治の闇だ。それをあえて公言する高市総理大臣の覚悟のほどが伺える。そればかりかこのような円安を歓迎する発言は、利上げで円安を止めるという日銀の方針ともズレが生じかねない。早速大手メガバンクは総理大臣のこのような発言を軽率といって非難している。確かに自分たちの利益にだけ特化すれば、このような総理の発言は許しがたく思えるだろう、がしかし国民の幸せは、そのまま日本の利益に繋がるという総理大臣の政治哲学がここに有るように思える。
要するに、どうすれば日本人の規範となる美徳を取り戻し、日本人は胸を張って暮らしていけるのか。つまり経済成長と一言で言っても、国籍もなくただお金を多く所持することがその目的とは言えないと言う事だろう。結局日本国民にとってお金を得て生活に余裕が出れば、より文化的で潤いのある生活が取り戻せるはずだ。そのことは、良くも悪くも権力やお金が集まる国から新しい文化の潮流が生まれて来るというこれまでの世界史が示すところだ。要するに強い日本というのは武力を正当化するものではなく、強い心で誇りを保ち、豊かな心で生活を営むことを意味するのだと思う。
ところで、悲しいことに最近の報道では低年齢の自殺者が過去最高になったという。このような事態に対し、これまでの政府は何もしなかったのかといえばそうではない。政府は子供家庭庁という省庁を創り莫大な国家予算をこれに投入してきた。残念ながらこの結果は、このような取り組みでは子供たちの心を救うことは出来なかった。では何がそれほど至らなかったのかと言えば、私には、これらの政策には心がこもっていなかったのではないかと思ってしまう。というのも高市総理の支持率は低年齢者ほど高いことで分かる。ところがこんなことを言えば、左翼の反戦主義者たちは、善悪の判断が付かない未熟な若者が軍国主義者に取り込まれようとしている、などと騒ぎだす。果たしてそうだろうか、そもそも私は彼らの発言は全く信用していない。
というのも、もし彼らが本当に反戦を望むのであれば、これまで政府の政策に反対の声を上げなければならない機会が相当あったはずだ。ところがその機会がどこなのかすら彼らには理解できていないように思える。私は、今世界中で戦争が収まらない原因は、ある意味日本政府の無節操な支援の結果だとも思っている。つまりこの支援により、話し合いで解決されるはずのチャンスを失わせてしまったのではないかと思っているのだ。結局相手の間違いばかりを非難していると、このようなチャンスも失われかねないのである。
ところで本当の日本現状は誰もがホクホクになるほど恵まれた環境にあるのかもしれない。では、何故、現在多くの日本人がこれほど未来に心配を抱くのか、それは国民が間違った選択をしてしまったからなのか「いやそうではない」と私は思っている。結局選ばれた政治家が国民の信頼を裏切っただけのことだろう。今回の選挙とは国民の思いが間違いなく政治に届く、民主主義の大義を掛けた選挙に違いない。