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思考ラボ

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2023年3月16日 思考のまとめ⑦ ビッグバン?

知らないというのは恐れを知らないことだ、どうせ私ごときが何を叫んでも世間様に、何ら害を与えるものではないと思えばこその暴挙だ。

とはいえビッグバンというものが何故信じられるのかといえば、宇宙は加速度的に広がっているという観測結果によるものらしい。ところが実際望遠鏡で天体が光速で移動しているところを確認したのではなく、遠くから届く光がすべて赤味がかって観測されることによって、宇宙は膨張をし続けているという結論になったということらしい。いわゆる光のドップラー効果が観測されたということなのだが、古代から人類がいくら夜空を見上げて星を観測しても、星がお互いに遠ざかっているようには見えない。

この理論をさらに理解しづらくしているのが、爆発が起こったであろう中心の特異点が宇宙のどの方向にあったのかすら、いまだに発見されていない。私が理解できる爆発というものには、必ずその中心を見つけることが出来るはずだ、少なくとも大体この辺りということぐらい、示すことが出来てもいいのではないだろうか。

しかも宇宙の全体像がすでにシュミレーションできているのだから、この辺りが特異点だという話が出てきても不思議ではないはずだ、ではなぜそれを話すことが出来ないのか謎である。もし大爆発によってこの世が誕生し、いまもってすべての星が吹き飛ばされている状態なのであれば、必ず物質は爆発の中心から全方位に広がるはずで、もし観察者がその中心から反対方向にある物質を観測したとすると、その物質は他の物質と比べて、必ず2倍のスピードで遠ざかっているはずだ。

そのことを受け入れたとすれば、宇宙が全方位に均等なスピードで拡大しているように見えるのは、おかしいのではないだろうか。さらに言えば物理法則はブラックホールの内側以外はどの空間においても、普遍的に成立すると考えられているが、だとすればすべての物理法則もまた、大爆発と同時に成立していたことになる。

そんな大爆発という超混とん状態で、なぜ物理法則のような絶対的な規則性が生まれたのか不思議である。そればかりでなく時空や重力、電磁気力や素粒子に至るすべての法則が何もなかった状態から突然発生したというのがビックバン宇宙だ。

などということを私はどうしても信じることが出来ない、ということで信じれないものは自分で考えるしかないのである。その結果、私は無意識が有意識に変わることで物質の世界が生まれたと考えた。なぜかといえば、我思うという認識こそが、この世のすべてではないかと考えたからだ。ではその無意識の世界の始まりは、どのようだったのか思考実験を試みた。

そもそも私にとって無意識は有意識における経験の記憶だと考えている。この無意識と有意識の均衡する状態が宇宙そのものではないかと思っているのだ。だとすれば有意識によって記憶の増大により宇宙は常に膨張をつづけていることになる、この広がりにより、光の赤方偏移が確認されるのではないかと思っているのだ。その理由として拡大のスピードはどんどん加速しているということがある。一回の爆発エネルギーで宇宙が膨張し続けているのであれば、この現象も説明がつかないのではないだろうか、むしろ時間が経過すれば重力によって拡大スーピードにブレーキが利くはずだ。

私が思う宇宙は観測者という自分の認識によってつくられる。ところがこの自己とは無意識がもつ意識である。つまり無意識全体が個性という意識を持つことから生まれているために、自己はそれぞれ切り離された物質という認識から離れることが出来なくなる。つまり、この世の中心という認識に矛盾が生じてしまうからだ。以前私は、自己をアイコンに例えたが、アイコンは個性を象徴するものだが、記憶の本体ではない、いわば記憶の影のようなものである。

この様に宇宙をどれほど観測してもその中心を発見することはできないということは、逆に自分が宇宙の中心であるということの証明になるのではないだろうか。

このように我々は光で出来た箱庭を観測しながら、その中で経験という情報を日々創り出している。このことが宇宙の拡大を目論む絶対的意志から下された、我々へ使命ではないかと思っている。

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Posted by makotoazuma