思考ラボ
2023年 5/13 思考のまとめ⑧ ブラックホールの正体
宇宙ヤバイchキャベチさんのYouTube動画で「ブラックホールはブラックマターの塊だという証拠が見つかった」という動画が紹介されていました。私もこのブログでブラックホールの記事を載せてしまった手前このまま黙って素通りできません。とはいえ私に物理の素養がないことは前にもお伝えした通りです。そのような者が書いた文章ということでお読みいただければありがたいです。
動画によると現在の科学ではいまだに、なぜ宇宙が膨張をつづけているのか解明されていないようです。科学者はこの膨張を続けさせる力をブラックマター、ブラックエネルギーと呼んでいます。そしておなじみブラックホールも、物理法則が破綻してしまうその中心がどのようになっているのかいまだに不明で、動画ではこの2つの謎をつなげる証拠がハワイ大学の研究で見つかったと紹介されています。
この説明の前に2つの認識が必要になります。まずブラックホールは重力崩壊を起こした天体であり、この天体がさらに質量を増すためには周りの天体からエネルギーを取り込むしかないという認識と宇宙はビックバン以降もひたすら膨張を続けておりそれに使われるエネルギーが何か分かっておらず、とりあえずそのエネルギーをブラックエネルギーと呼んでいることです。このようなブラックホールの認識から、ブラックホールは古ければ古いほど周りのエネルギーを吸い尽くして質量は変化しなくなっているはずです。ところがこの研究結果では過去にできたブラックホールほど質量は増大していました。このことは膨張し続ける宇宙エネルギーと何らかの関係があると考えてもおかしくありません、このことからブラックホールの中心にはこのブラックマターの塊があるのではないかという仮説が立てられました。
ということを知りましたが、今のところ、この研究結果で私の考えが否定されていないことに私は胸をなでおろしています。なぜなら私は現象世界のほころびがブラックホールであり、宇宙の膨張はこの世の情報量が増大しているためだと考えているからです。そしてこの情報が3次元的に表現されると熱量が生まれ、情報量の増大とともに、情報は宇宙を膨張させるエネルギーに変化していると考えています。このような考えからブラックホールは3次元で膨張する宇宙とその本質である情報量との境目を表現しているのではないかと思っています。(3次元で表現される情報がプラスのエネルギー状態にあるとすれば、もとになる情報はマイナスのエネルギーを持ちこのエネルギーは膨張に対し収縮を促しています)またこの3次元空間における認識の限界は光というものに依存していてこれを表現しているのがアインシュタインの
E = mc2
という方程式ではないかと思っています。とはいえこれほど突拍子もないことを公言できるのは数式を理解できない者の特権だと思います。私はこの式を立方体の体積を表しているように受け取っているのです。つまり光の速度を縦横にした平面上に質量を加速度に置き換えてみることによって3次元空間が出現します。このことは光のフィールドという平面に上方向に状態の変化を加えることによってエネルギーや物質が存在する現象世界が表現できます。つまりこのような変化というベクトルが、現象世界を形成する重要な因子になるのです。
さてこのように考えると素粒子の世界において、3次元世界の絶対法則である因果律が破綻してしまうことも理解できます。ようするに素粒子の世界は、光フィールドの限界を超えているということではないでしょうか。実際素粒子の世界には個性というものはないそうです(のもと物理愛より)これは何を表すかといえば素粒子そのものには現実を変える力はないということです。というのも素粒子の世界では素粒子が変化する確率は必ず均等に起こるのだそうです、つまりこのように事象が均等に出現する世界から私たちが認識する歪なドラマは生まれません。それに対して我々が認識する現象世界では、確率という言葉で表現されるように出現してくる現象は一定の範囲の中で無秩序に起こります。
私はあらゆる命は現象世界における変化を、因果律の中で表現しているのだと思っています。ということは究極のところ現象界のすべての変化が肯定されるべきものということになってしまいます。結局私にとってこの世に起こるすべてのことが「これで良いのだ」となってしまいます。