今日は好日
2022年 4月2日 それでも世界は繋がっている
暫く木の写真ばかり載せているようですが、お付き合いください。実はこの木は函館八幡宮にある御神木です。 正直、木の葉も無いので正確には何の木かわかりません、ただ木肌からするとブナではないかと思います。 ※訂正 立て札を確認したところ欅(けやき)の木でした。ご容赦ください
もしブナの木であるとすると大変な霊力のある木だそうです。私もこの木にはちょっとした思い出があります。
やはり30ウン年前ですがオフロードバイクで山道のツーリングを楽しんでいた頃、北海道の黒松内町にある賀老滝を訪れました。目的は観光ではなく砂利道をただバイクで走るのが目的です。そこは何の変哲もないただの山道のはずでした。
景色も今まで経験してきた山道と何も変わりません。朝の木漏れ日の中を2ストエンジンの乾いた音を響かせながら、ただ道なりに進むだけです。ところが山の中腹辺りで何故だか不思議と楽しい気分になってきました。
如何した訳か自然と笑みがこぼれてきて歌いたくなるほどです。その思いは先を進めば進むほど強くなってきます。 途中滝への道を示す看板が見えましたが、バイクを下りるのがもったいない。とうとう山を抜けきってしまいました。
そして先ほどあれだけ楽しかった気分も、いつもと変わらないズシンとした感覚に戻っていました。
後から調べるとあの山一帯はブナの原生林で、ブナは神聖な木とされているようです。きっととても神聖な場所だったんですね。そんな神聖な場所にバイクにまたがったまま、砂利を跳ね上げながら騒音を山一杯にまき散らしていたかと思うと大変恐れ多い事でした。「大地を司る存在よお許しください」
ところで、今日のタイトル「それでも世界は繋がっている」についてですが、このような不敬な人間でさえ大地は恵みを与え続けているということです。また、日本の神々をご存じの方にはこのブログに登場するキーワードがすべて繋がっていることに気づかれる筈です。弁財天、滝、八幡宮、龍、蛇、ウサギ、オリオン、ケーナ、スバルこのブログに投稿している時にはおもちゃ箱をひっ来る返したような感覚しかありませんでしたが、後から全部繋がっていることがわかります。
結局偶然は無いのだと言われているようです。「導きは楽しさにある。苦しいのは間違いだよ」そうなんですか?