今日は好日
2021年 10月28日 仕事好きではない日本人
今日もショッキングなお話、今から30年前の日本のイメージはエコノミックアニマルと世界中で揶揄されるほど日本の経済には勢いがありました。
昨今は爆買いといえば中国人を思い浮かべますが。その当時は日本人が世界のブランド品を買いあさり、デリカシーのない金儲けの獣と呼ばれるほどの傍若無人ぶりでした。
また仕事のためには家庭も生活も顧みないのが常識で、会社にひたすら忠誠をつくすことこそ美徳と考えられていました。いわゆる終身雇用でいったん会社と縁を結ぶと生涯離れられない絆が出来ます。それは文字通り退職した後もOBとして付き合いが続き、まさに終身の関係になりました。
そんな日本のショッキングな側面が日本経済新聞のアンケートによって浮かび上がってきました。それは仕事に対する満足感を尋ねるものでしが、そこでの数字は日本人の仕事に対する満足度は世界の内で44位ととても低いものでした。
先ほど過去の日本を語りましたが、今でもGDPは世界3位の国なんですが、そこで働く日本人の満足度は新興国以上に低いのです。何故でしょう、それほど深く考えなくても労働賃金の推移を見れば満足度の相関関係がわかります。いま、選挙カーから富の再分配という言葉が聞こえてきました。富はお金という血液に運ばれて体の隅々に行渡ってこそ価値があります。詰まった血管が血液を通さなければ体自体が滅びます。
さて、選挙は我々が政治に口を挟める貴重なチャンスです、豊かな未来に向かってチャンスを行使するべきです。