今日は好日
2021年 11月19日 地球の姿
今日は140年ぶりの部分月食だそうです。家への帰り道、逆さまの指輪のような月を背中にしょって帰ってきました。家についてたびたび眺めていましたが、時間がたって輝きが増してくるとくっきりとした三日月はいよいよ神秘的なのですが、あの内側に見える黒い影は地球の影だと思うと、これが偶然おこることなのだろうかと思ってしまいます。
地球の直径は月の直径の3.7倍だそうですが、偶然お互いの見かけがぴったり重なる38万キロという距離に存在しています。でもこれで驚いちゃいけません太陽は地球の400倍の大きさだそうですが、このとてつもなく巨大な天体がこれまた月の見かけにぴったり重なります。この大きさが少しでもズレると指輪に例えられるような天体ショーは起こりません。でこの巨大な天体が月と重なるためには1億5千万キロという距離が必要になるそうです。
私たちは常にこんな不思議世界に暮らしています。つまらぬ世界とは言い難い驚きの世界です。勝手な自分の解釈でこの世を眺めることが出来るなら、私にとっては奇跡の世界です。それにしても世界は美しい。