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今日は好日

2022年12月3日gallery,今日のできごと日々のブログ

2021年 12月19日 人生とは感謝を生出す旅

悲しいニュースに出会うとつくづくやるせない気持ちになります。人間の営みは一体どこに向かっているのだろうか、いつまでこのような悲しみと向き合わなければならないのか。

以前私は、人間はこの悲しみを体験するために生きているのだと書いたことが有ります。確かに目の前で起こることは、それが真実であるように現れます。

一方悲しみは自分の望みではないというのも真実ではないでしょうか。人生には何故このように矛盾した思いが湧いてくるのでしょうか。

実は目の前で起こっていることには最初から意味が有りません。水が氷から水蒸気まで姿を変えるようにそのことには意味など有りません。環境の振動数が変わった、これだけのことです。

ところで、悲しみはといえばこれは人間の頭の中で起こっていることなので、宇宙にとってはそんなの知らん話です。つまり、悲しみや喜びは我々が頭で創り出している思い込みです。

このように、どの視点で現象をとらえているのかで、現象の受け入れ方が変わります。さてこのように考えると悲しみとは現象のことではなく、現象を頭がどう解釈しているのかここを探ることが、悲しみに向き合うことになります。

さて、すでに起こったことに対して我々はただ受け入れることしかできません。とはいえ、悲しみに出会うことは生き物の誕生とともに生まれたと思っていますが、何とか逃れるすべはないものかと無い知恵を絞ろうとします。

そこで、私が思うのは愛も人生の目的も、感謝の一語に尽きるというものです。自分に何が出来るのかにフォーカスすると自分が急に至らない存在に見えてしまいます。9割出来ていても1割出来なければ、至らない人間と認識してしまいます。これでは魂が休まるどころではなくなります。このような視点で世の中を判断しだすと、自分ばかりか周りまでその判断基準で眺めてしまいますので、悲しみの輪は縮まるどころかどんどん膨らみ続けます。これが思考の世界の恐ろしさです。

折角の才能も足りないことへの執着に飲み込まれ自分の存在を貶めてしまいます。それなら初めから自分には何も無いと開き直った方が容易く生きれるというものです。

それでは、「人生の目的は感謝するためにある。人生は感謝を生出す旅だ。」としたらどうでしょう。最初は些細な事しか浮かばないかもしれませんが、感謝の都度、生きる喜びを感じることが出来るのではないでしょうか。

私はそのような積み重ねが唯一人生を豊かなものに出来ると思っています。感謝に妬みも嫉みもありません。自分の思いのたけが自分の豊かさになります。一緒に豊かさを搔き集めませんか。