今日は好日
2021年 12月21日 嫌な事件が起こっています
無差別テロです。このような事件のたびに、人間の存在に対し疑いの目を向けてしまいます。クリスマス間近というのに人間は祝福された存在ではなかったのか、そうであるなら事件を起こした人間は対極の世界に心を奪われた存在なのか。
このようなことが続くと対極にある荒んだ世界の存在感が増してきます。やはりこの世は、聖なるものと邪悪なものとの二つの世界が同時に存在している2元宇宙なのかと、一番やるせないのは、このことによって数知れない恨みの念が世の中に生れてしまったということです。
これまで穏やかに暮らしていた平和な魂が、いきなり恨みの念によって汚されてしまったのではないかというものです。
このような事件は、当然私にも受け入れることのできない結果です。このような悲しい事件が起こらないためには犯人が何故このような行為に至ったのか徹底的に理解するしかありません。犯人を苦痛に合わせて得られるものは何もありません。犯人の生い立ちからこのような犯行に至った心の動きまで事細かに探る必要があります。
それが亡くなられた方への供養ではないでしょうか。