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今日は好日

2022年12月3日gallery,今日のできごと日々のブログ

2022年 1月3日 あなたは今、奇跡を目にしている

実は昨日、ブログの投稿の後、初詣に行ってきました。そこで偶然出会ったのがこの写真です。何が起こっているかといえば武者姿の騎手が神社の134段もある階段を一気に馬で駆け上がっています。この光景は神社の企画ではないようで、1999年から始まったホーストレッキングクラブの安全祈願だそうです。

何かちっともありがたみが無いようですが、そうとも言い切れません。まずは乗馬されている方のいで立ちですが、流鏑馬のいで立ちをされています、つまり武士の姿を模しているのですが、馬にまたがりそのまま神社の境内まで駆け上がるなど不敬な行いのように感じませんか、ただの安全祈願であれば、馬を下りて裏参道からお参りさせてもらうのが礼儀なのでしょうが、ここは八幡様で八幡様といえば清和源氏の信奉する神社です。何を言いたいかといえば八幡宮は鎌倉殿と大変関わりがある神社ということなんです。また神仏習合の縁も深く八幡大菩薩として寺社仏閣に祭られてもいます。その八幡大菩薩にあやかり自分を八幡太郎と呼んだのが、来年の大河ドラマにもなる源頼朝の祖先源義家です。

そして源氏が天下人となれたのが源平合戦での勝利でしょう。特にその立て役者が源義経でその見事に活躍した一之谷の戦いでは断崖を一気に駆け下り敵の挙をついた「鵯越(ひよどりごえ)の逆落し」として語り継がれています。つまり人馬一体の技術が義経に勝利をもたらしたわけですが、この写真にある馬が当時活躍した馬の流れをくむ道産子(どさんこ)という馬です。因みに道産子以外の日本の在来種はすべて天然記念物になっているというほど貴重な馬です。仲間を含めて全国で3000頭ほどしかいません。

さてこの貴重な道産子ですが、青森県あたりで飼育されていた南部馬の血を引くそうですが、この南部馬こそ義経が求めた優秀な軍馬だったそうです。何しろ背が低い体調165センチほどで甲冑をつけても乗りやすい。タフで200キロほどある荷物も運ぶことが出来る。足が太くて短いので小回りが利く日本のようなほぼ山岳地では、無敵の働きをします。

さて、この記事をお読みの方は、独立自尊 奥の細道をも、ご一読いただいていることと思いますが、俳句の世界を投稿するはずが何故か義経の話が続いています、おそらく義経は奥の細道の最後まで登場するはずです。丁度次の句「夏草や兵どもが夢のあと」の句を投稿しようと思っていた矢先、目の前を武者絵から飛び出してきたような飾りをつけた道産子馬と武士の恰好をした騎手の方が通り過ぎました。しかも前日、YouTube配信の「結び大学」で小名木教授の八幡宮に関する講義を拝聴したばかりで、これまで22年間初詣に出かけていましたが、八幡宮については何の知識も興味もなく過ごしてきました。

ところが昨日、毎年のルーティンのように初詣でに出かけたところが、こちらの予想に反しての混みようで、もう少し早く家を出るべきだったと後悔しながら、やるかたなしに列に並んでいると、「下から馬がとおりますので道を開けてください」と言われ、何が起こっているのか分からずに、前にも後にも下がれない状況でいましたが、そのうちまるで、義経の一之谷の合戦を思わせるような騎馬武者が馬にまたがり階段を駆け上がってきました。偶然出くわした光景なのですが、このブログでの投稿の内容や様々な情報との出会いを考えると、単なる偶然とは片付けられないほどの必然があったように思います。

つまり強い意志のようなものが働いて答えに導かれていると言う感じです。分かりやすく解釈すれば「八幡宮とはこのようなところじゃ」とご紹介いただいたようで、このブログと現象世界のできごとは繋がっているのだと教えて頂いたように感じました。

そしてこのことは、私だけへのメッセージではありません。この記事に出会われた方、すべての方に呼びかけられています。

このようなことは自分の意志でやろうと思ってできることではありません。きっと「その時が来た」というお告げです。