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2023年 肖像

2023年4月1日gallery,ようこそ自画像

先日新美の巨人というTV番組でエゴンシーレの特集を視聴した。20なん年前に訪れたバルセロナのピカソ美術館を思い出す。あの生々しい色彩や、あの線描、構成力はやはり天才というしかない。

久しぶりに絵画に対する情熱が沸き上がってくる。こうなると自分の中で別な思いが顔を出す、それは憧れの対象になり切りたいという欲求だ。その思いは幾つになっても治まることがない。つまりウルトラマンや仮面ライダーは卒業できても、3つ子の魂は100歳まで続くのだそうだ。私は居ても立ってもいられず、エゴンシーレを気取って筆を握っては見た。とはいえ筆を進めるうちに、エゴンシーレの世界とはかけ離れたムンクやゴッホの狂気を感じてくる。

そっちではないと思いながらも、この先に才能という大いなる壁の気配を感じて、すっかり私は怖気づいてしまった。こうなると全く筆が進まなくなる。

いずれ憔悴の沼に自分の心が沈む前に、私は早々筆をおくことにした。この辺のあざやかな身のこなしは、さすが年の功というものである、これがこれまでの人生で自分といやというほど向き合った結果なのだ。

きっと私には私の進むべき道があるのだろうという納得のもと私は新たなキャンバスを用意した。

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Posted by makotoazuma