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春望録

2025年4月14日gallery,ようこそ

2025年 1月31日 トランプ革命と民主主義

この言葉が矛盾するイメージに感じられる方は、洗脳という忌まわしい状態を警戒された方が良いかもしれない。というのも冷静に今起こっていることを繋ぎ合わせるだけでも逆向きの答えが見えてくる。例えば民主主義とは主権在民のことであり、そうであるためには選挙が必ず必要になる。そしてその選挙は国家の枠組みがあってこその物だろう。だとすればこの枠組みを破壊しようとする試みこそ民主主義を否定するものなのである。

何を言いたいのかといえば、いまだに移民政策反対イコールナチズムというレッテルにより、移民反対政策は民主主義に反するという解釈になっているからだ。残念ながらナチス政権は革命政府ではなくまともな選挙によって誕生した政権であり、少なくとも当時のドイツ国民は敗戦まで自ら手を挙げて政府の政策を支持していたはずだ。つまり反民主主義という言葉を使うとすれば選挙によらず民意を顧みない政権こそ反民主主義ではないだろうか。

さてわざわざこんな昔のことを持ち出すのは、昨日ドイツ議会はポピュリズム政党と揶揄されるAFD党の票を得てようやく移民政策厳格化に舵を切ることが出来たからだ。これに対する風当たりは今も強くお隣フランス首相からも反民主主義という非難の声が上がっていた。その一方ワールドニュースからはドイツの企業経営者が高騰するエネルギー価格と高金利に耐えきれずSOSのプラカードをもって抗議集会を開いていた。つまりこれまでのEUが行ってきたグローバリズム政策がドイツ経済をここまで悲惨な状況に追いやったのである。ようするにAFD党はこのようなドイツの惨状に対する嘘偽りのない民意なのだ。この動きと、トランプ政権の動きが合致するということは要するに同じ敵に対峙しているからに他ならない。

さてこのことを日本に当てはめてみると事態はさらに深刻になる。というのも今のところ日本にはAFD党並みの規模に相当する政党が存在しないからだ。今更ではあるが先の自民党総裁選で高市内閣が誕生していれば、いまごろ日本も世界史を塗り変える潮流に乗れていただろうと思うと残念でならない。というのもこれまでの氏の発言やこれまでの実績を見れば、女性に対し失礼かもしれないが、まさに令和のせごどんが如く頼もしく感じるからだ。先日もアメリカのWHO脱退に関連した質問を受け、氏はWTOにおけるガット協定の見直しを発言しておられた。というのもこの発言は日本の土地が海外に際限なく買われていくことを憂いてのことだ。私はこれを聞いて、これこそ歴代の防衛大臣経験者が発言すべきことだと思う、改めて政治家としての志の違いを思い知らされたのである。

要するに今の日本は、これほどの人材を有していながらその活躍の場すら用意できないのは、誇り高い日本史における闇としか言いようがない。

ところで今回のトランプ大統領の就任は何故トランプ革命とまで呼ばれるのかといえば、これはフランス革命以来の社会変革といえるからだろう。というのもこれにはトランプ政権発足時から言われていたディープステイトとの対決という経緯がある。要するに民意が届かない所で行われている政治に対する対決と言う事だろう。具体的に国家を超えた政治といえば、分かり易い例がEUのように各国の民意とはかけ離れたところで運営される政治のことだ。より具体的にいえば、LGBTQという不明確な価値観を押し付けることによって社会常識の破壊を推し進めることであり、はたまた国際的弱者救済と言って各国に不法移民を流入させ治安の悪化を招いたことである。またこれも科学的コンセンサスがとれていない段階で急激な脱炭素化政策を推し進め、これまた十分な検証もされないまま太陽光パネルや風力発電が押し付けられてしまった。そのおかげで各国が経済発展の基盤としてきた企業ブランドを衰退させ国民の雇用を危機的状況に追い込んでいる。

更に身の毛もよだつのが、ロバートケネディー・ジュニア氏の取り組もうとしているワクチン被害についてだ。これについて氏の指摘が正しければ世界中で虐殺まがいの行為が行われてきたことになる。このためトランプ大統領はこれを推し進めてきたWHOに抗議し脱退することを表明した。さっそくイタリアはこれに追従することを発表している。ここまでくるともはや悪魔的所業とでも言いたくなるが、極めつけはEUが進めるのはウクライナに対する軍事支援だ。これについては昨年暮れマクロン大統領はウクライナへの派兵や長距離ミサイルの使用について言及していた。こうなればNATOという軍事同盟の性格上これにより核戦争が起こる可能性は十分にあったのだ。しかもその危険は極東の日本にも向けられている。

そしてこの状況にようやく歯止めがかかったのはトランプ政権の誕生というよりない。要するにトランプ革命とは一般人が、これまで触れることの出来なかった世界の闇が白日の下に暴かれるということだろう。

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Posted by makotoazuma