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春望録

2025年3月22日gallery,ようこそ

2025年 3月13日 悪魔の手口

お釈迦様が悟りを開かれたころから、その手口は変わらない。まずはターゲットの口に魅力たっぷりの飴玉を放り込み、その甘さで心を奪っておいたところで、今度は相手の弱みに付け入り、その恐怖で相手を自分の言いなりにしてしまうのだ。しかもその恐怖から逃げ出すためには自分の身をも亡ぼしかねないことになる。

さて、現実世界に目を転じれば、そこここに悪魔の手先が蔓延っているのを見かけてしまう。しかしながらその正体を露見させることは容易ではない。というのもこれほど世の中がすさんでいても、悪魔の手先はスマートで実に優しい言葉を口から吐くからだ。おかげで彼らの言葉に耳を貸さない者の方が悪魔呼ばわりされてしまうことになる。

ではどのようにしたら、悪魔とそうでない者を区別することが出来るのか、それは彼らが、その言葉と裏腹に何をしてきたのかを見れば良く分かる。彼らの導く先には必ず貧困が起こり、治安が乱れ街中が暴力と無気力に社会は侵されてしまうからだ。

ところで、現在3年も続くウクライナ戦争の停戦協定が結ばれようとしている。これについて私からすれば有り得ないほどが時間が掛かっているように思えるのだが、マスコミやEU諸国はなぜかこれを認めようとはしない。そもそもこの侵攻は侵攻当初からその勝敗は見えていたように思えるからだ、ところがマスコミの伝える戦況はあたかも一進一退の状況にあるように伝えられ、戦争継続により勝敗は覆るかのように伝えられてきたからだ。このため時間が経過するほど人的損害は拡大し、停戦のハードルはますます上がっていくと言った悪循環に陥ってきた。それでは、今日このような悪循環を断ち切り停戦にまで導いているのは誰だろうか。

それが、他でもないマスコミからは独裁者やナチスの汚名を着せられ続けてきたトランプ大統領ではないだろうか。とはいえこれが簡単ではないことは、世界中に関税を掛け捲らなければならないアメリカの状況を見れば良く分かる。ではこの一見孤立とも見える政策にこの先明るい希望はあるのだろうか。私はこの手本になっているのは現在のロシア経済ではないかと思っている。というのもロシアは西側からの一方的な経済制裁によって否応なしに世界経済の枠組みから孤立させられてしまった。ところがこれにより自国の企業がしかたなく海外企業に替わり活躍しなければならない環境に至ってしまった。とはいえこれを可能にしたのは、自国だけで食糧生産が賄われ、エネルギーに恵まれているという環境あってこそだろう。つまり大いなる孤立によって現在の偉大なるロシアが出来上がったと言になる。しかもプーチン大統領はドルとは一線を隔す経済圏をユーラシア大陸や南米において確立しようとしているのだ。

一方これに反発するEU、イギリスはどうだろうか、自分たちは民主主義の申し子のように振舞ってはいるが、その国の経済を支えるエネルギーもマーケットもアメリカ、ロシアにはとても及ぶところではない。しかも彼らのはったりによってこの戦争が終わらないのだとしたらどうだろ、私には彼らの無茶ぶりから、彼らはすでに悪魔の手の中にあるようにしか見えない。このようなことを言えばEUやイギリスの方はきっと不快に思われるかもしれないが、選挙の様子や支持率を見れば彼らが民意を代表しているとは思えないのだ。

あわせてこの戦争継続に大いに貢献している国が極東にある。ここの首相は震災に苦しむ国民のことは全く意にかいさず、戦争継続を促す為の資金をせっせと提供し続けている。このようなことは平和を望む国民として看過できるものではない。願わくはかの政党が、自党の存続をかけて、議員自ら率先して自浄努力に徹していただくしかない。というのもすでにマスコミや組織票では次の戦は乗り切れなことが世界中の選挙を見てもハッキリしている。この際是非、自分の党こそ国益を護る政党であることを行動によって国民にアピールして欲しい。今の状態が続けば日本の産業は立ち直れないほどの痛手を受けることになるはずで、自分たちが生き延びるためにも未来を悪魔の手先に託してはならない。

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Posted by makotoazuma