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春望録

2025年4月3日gallery,ようこそ

2025年 3月25日 どちらが悪いのか

と問われれば「今でしょ」と言いたくなる。今日も先の10万円商品券を現役の総理大臣が支持政党の新人議員に配布したことをめぐり様々な報道が続いている。とはいえこの総裁誕生の時には政治倫理という言葉が総裁選の争点の一つだったように記憶している。というのも一昨年の暮れに、いきなり湧いてきたパーティー券問題でとある派閥の多くは一斉に裏金議員というレッテルを貼られてしまった。これにより、これらの議員は選挙目前にして何の対策も出来ぬまま党籍を外されたり、公認候補を外されてしまった。結局これらの議員はなす術もなく解散選挙に追い込まれ、多くの議員が議席を失うという非常に厳しい結果に追い込まれてしまった。因みにこの時も野党やマスコミはこれらの議員に対し、あらん限りの罵詈雑言を浴びせかけ、先の衆院選は政治倫理が争点だという風潮を創り上げた。

一方この時も本当の国民の関心は日本の経済や暮らしの心配が第一に上がっていて、それを示すアンケート結果が報道されていた。にもかかわらず、勝手にこのような争点を持ち出した政党は、民意を顧みない政党として当然大きく議席を減らしていた。とはいえそれでも未だに彼らの議席が残っていると言う事は、少なからずこのような政治倫理に厳しい目が向けられているのだろう。それでは改めてこのような不名誉なレッテルを貼られた議員は、一体どれほどの悪事を働いたのだろうか振り返ってみたい。そこで過去の報道を辿ってみれば、この事件は政治資金パーティーという使用目的を定めていない政治資金を集める事であり、その結果集まった資金の目標を超えた分について、パーティー券を売りさばいた貢献度により再配分したという。ところがこれについて受け取った政治家個人の帳簿にはその記載がなかったという流れになる。

つまりパーティー券での政治資金集めはそれぞれが無記名で少額なため、これによる特定の利益誘導はそもそも考えづらいというのが、政治資金パーティーが盛んに行われた理由だろう。つまりここに集まるお金は顔の見えない浄財という意味合いが強い、ところがこれを政治家個人に受け取らせたために、こんどは政治資金ではなく個人の所得にすり替えられてしまった。つまり所得隠しは脱税行為になるという訳の分からない3段論法が出来上がってしまったのだ。このような不条理がまかり通ることを目の前で見せつけられれば、多くの政治家が怖気づいてしまうのも無理も無いことのように思うが、とはいえ仮にも国民の命を預かる立場となればこれに怯む政治家には国民の命を任せるわけにはいかないだろう。

そこで改めて今回首相の起こした事件と比べてみると、これより遥かに悪質性が高い事件であることが分かる。と言うのは商品券は明らかな有価証券であり、換金が一般常識的に行われていることから、目的を持たない現金を渡したこととなんら変わらないことになる。しかも首相と言えば衆参の解散権を持ち、或いは再び総裁選挙を仕掛けることも可能な立場にある。つまり自分の思い一つでいつでも選挙を起こせる立場の人間と言う事に成る。これによりこの場合のお金は選挙とは無関係のお金とは言い切れなくなってしまわないだろうか。要するに、たとえその場でその目的を伝えてはいなかったとしても常識的な生活を営んでいる社会人であれば、利益を提供する側の意向を忖度しないはずがないというのが常識だろう。その証拠に渡された議員はそのことに気付きこれを返納したという。ところが当の本人はこれについて全く悪びれた様子が無い。そればかりか、これを擁護し出す国会議員やマスコミまで出て来る始末で、常識的に考えれば、これが理解が出来ないというよりは、それと知りつつ国民を欺いているように勘繰ってしまう。さてこのような事態に、これからこの党がどのような動きを見せるのか、いま国民はこの党の行く末を見守っているところだろう。

出来ればこの党自らがこのような不正を正して頂きたいものだと思っている。少なくともこの党は今も政治倫理を持ち合わせていることを国民にアピールする必要があり、それはこの党を支持する党員に対する使命でもある。そのためには、この党は自浄努力により総理の党籍を剥奪すべきと考える。

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Posted by makotoazuma