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春望録

2025年4月3日gallery,ようこそ

2025年 3月31日 トランプ政治の確実性

今朝の経済番組によると巷では、関税などによるリスクはトランプ政治の不確実性という言葉で表現されるのだそうだ。とはいえ私からすればトランプ氏には史上まれに見る言行一致の政治家と言う印象しかない。と言うのも今世間を騒がせていることは、すべて大統領選で言及されていた公約に基づいているからだ。確かにカナダやメキシコ、グリーンランドについてはまるで領土拡大ともとられかねない発言が世界を震撼させた。とはいえこのことはトランプ政権が想定していた以上に周辺国の事態が悪化していたと言う事なのかもしれない。つまりこれらの国と国として対等に付き合いながらアメリカの安全を確保することはすでに困難と言う認識に至ってしまったのかもしれない。

というのも、カナダでは政権交代により誕生した政権は、以前にもましてアメリカとの対立を深めている。ではこのような対立がカナダ国民の暮らしをより良いものに変えてくれるのか考えてみれば、政治の混乱は前首相にも勝るのではないかという思いになる。

とはいえ日本の状況はさらに深刻なために他国を憐れんでいる暇はないのだ。話をアメリカ経済に戻すと当面は極端に生産力を失ってしまったアメリカの製造業をどのように立て直すのかということが政策の問題になるだろう。このことについては売った買ったで投機筋が喜ぶような目先の話では済まないからだ。これにより社会を一変させるには、会社を一から育て上げるという地道な取り組みしかない。とはいえロシアが経済制裁により仕方なく自前の産業で国の経済を支えなければならなくなったことを思えば、今回の関税はアメリカ経済をその間支えてくれる担保になり、ロシアよりは遥かに有利な環境で経済復興がなされるだろう。そのような視点から見れば、アメリカ経済が自国の産業により復興することは極めて確実性が高い。

それに比べてカナダやEU、日本などは確実性の高い経済復興を果たすことは出来るだろうか、残念ながらそれは無理ではないかと言うのが私の思いになる。というのもこれらの国々はグローバリズムと言う思想により政治が動いていると言ってよい。簡単に言えばこれらの国は1国の政治では自国の利益すら守れない現状にある。つまりこの状態で民主主義を唱えていても、それは形は有ってもすでにその意味を失っているのと変わらない。では何がこれらの国を繋いでいるのかといえばそれは個人のお金でしかない。つまりこれまでその国を支えてきた文化や共通の言語、宗教や価値観ではなくお金の量だけが社会貢献の基準となってしまっている。ようするにこのような思いの人々が集まれば人の生き死になどよりお金の有り無しが人間存在の基準にされても仕方がないのだ。つまりこのような人達の行う政治が国民の暮らしを慮ることは出来るだろうか、あるはずがないというのが私の思いだ。

しかしながら彼らは非常に賢く表面的には弱者を護ることや平和主義を掲げているので、彼らを非難することは弱者をいじめ平和を否定する人格というレッテルを貼られてしまう。困ったことに傍から見れば彼らの行動はまるで人類の良心のように見えてしまうのだ。例えば、彼らに言わせればウクライナは弱者であり、これを護ることが世界にとっての正義だということになる。ところが、ウクライナがロシア軍を包囲して勝利を収めるなどどう考えても有り得なかった。これをあり得るかのように思わせてきたのがEUやNATOの振る舞いで、マスコミは盛んに彼らの思う通りの情報を流してきた。要するこのようなことが起こってしまった原因は、両国や周辺国が話し合いの可能性を閉ざさした結果であるという見方が出来なければ、この戦争は解決しない。つまり「ロシアは出ていけ」と叫んでもそんなことは結果的に敵対心を煽るだけで戦争に火に油を注ぐ行為と変わらない。また弱者保護と言いながら、これにより言論や経済活動にまで勝手な規制が掛かってしまい生き生きとした言論活動や文化活動まで暗黙の規制が常識の範疇を超えて受け入れられるようになっている状況も、彼らの思うところが表面化した結果のように感じている。

つまり何を言いたいかといえば、トランプ大統領が選挙公約の通りの政治を行っているにも拘らず、マスコミによりあたかも突然湧いてきた災難のような表現をすることが、トランプ氏は何をするか分からない人間というレッテルになる。つまりトランプ政治の不確実性という表現は、あえて選挙前の公約を無視して作り上げられた極めて卑怯なレッテルになる。このことは彼らの常套手段であり、ここではトランプ大統領の公約黙殺がそれにあたる。つまりかねてより関税を公約に掲げて政策を進めているにもかかわらず、その対応を黙殺したまま世間に対して驚いてみせるという振る舞いに及び、トランプ大統領の人格を否定しようという狡猾さだ。日本人はこんな恥をさらしてはならないと思うのだが、今の首相はさらにその上を言ってくれるのでただただ虚しさに襲われてしまう、馬耳東風蛙の面にしょんべんおそるべし。

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Posted by makotoazuma