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2026年2月12日ようこそ

2026年 2月12日 政治に必要なもの

政治家になるために必要なものといえば、地盤、看板、鞄といわれてきた。地盤も看板もだいたい想像がつきそうだが鞄とは何のことかスマートな表現をすれば秘書であり、どぎつい言い方をすればお金となる。つまり政治にはお金が掛かるというのが常識とされるが、とは言えこれでは最も大切なことが欠落してしまう。それは政治家としての動機である、要するに何を目的に政治家になろうとするのかというところだ。

結局、国民にとって政治家が国会で何をしたいのか、ということが最も大切なことなのだ。ところが、これを理解していない政治家があまりにも多すぎた、というのが今回の特徴的な選挙結果のように思える。因みに巷でよく聞く言葉に「だから2世議員はダメなんだ」という批判がある。要するに国会で何をしようと思うのでもなく、気が付けば周りに地盤、看板、カバンが揃っていたという環境ではこうなるのも無理がない。ところで、今日は新しくできた政党の代表がみんな辞職したために、新たに代表を決めなければならないらしい。とはいえ彼らはこの選挙結果をどのように受け止めているのか、よく考えた方がいいのではと思う。というのも厳しい言い方をすれば彼らは、まったく政治理念を持たない烏合の衆にも見えてしまうからだ。これでは国民の信頼を得るよりも、組織票に群がるただの御用聞きでしかない。

ところで現在、地球の裏側にあるウクライナの大統領は戦争の終結か継続かの選択を迫られている。正直もう辞めさせてくれとでも言いたげなのだが、すでに彼には引き下がる選択は残されていないのかもしれない。そんなところに日本がまた、支援を表明したというので、政治というものには絶望したくなった。日が変わり気を取り直しよくよくその記事を読んでみると、武器には繋がらないよう支援には配慮するようなので、総理はロシアと一戦交える決断をしたと言う事でもないらしい。とはいえこれからも戦争は継続される方向に進んでいるのは間違いない様だ。

さて私の認識でいえば、これまでこの戦争は、グローバリズムと反グローバリズムとの戦いと思ってきた。つまり、アメリカとロシアはいずれ反グローバリズムの基に手を組むことになるだろうと予想していたのだ。これに対し私は、グローバリズム勢力としてはEUやNATOがそれにあたり、その黒幕がC国なのではないかと妄想を膨らませていた。というのもそう考えれば何故あれ程EUが、自国の主力産業を疲弊させてまでEVを推進させたのかも納得がいくのだ。当然日本もこの流れに乗っていた、その証拠にEV化に消極的な自動車メーカーは、国土交通省から安全基準の審査に因縁をつけられ、操業停止にまで追い込まれていた。つまり、日本もこれまでの政府によりEUと足並みをそろえる亡国の途にあったことは間違いない。つまりウクライナ支援というのはこのような流れに同調してしまうことに他ならないのだ。

とはいえ、ここで微妙になるのは、ここにきてあまりにもロシアとアメリカの歩調が揃わないことだ。私はその原因はロシアとC国の関係にあるだろうと想像している。つまりこの関係を断ち切ることは、現在のロシア経済にとっては不可能で、後の祭りだが、こうなる前に日本がC国に替わるパートナーシップを示せていれば、歴史は変わっていたように思えてならない。

さて、このようにロシアとの関係に溝が出来れば次に危険になるのは半島の状況だ。つまり北朝鮮の南下により半島ごとロシア側につく可能性が拭えないのである。ここで問題になるのが韓国に駐留するアメリカ軍の状況だ。当然ここが有事になれば在日アメリカ軍も半島の支援に回るはずで、こうなれば自動的に自衛隊の支援も避けられないことになる。そればかりか、現代の兵器であればこのことは対岸の火事で済まされない、日本本土も長距離ミサイルやドローン攻撃を受けることは避けられないだろう。しかもこうなれば、日本はもとより韓国も停戦交渉を持ちかけることが出来ないという異常事態が起こる。さらに恐ろしいのは、こうなった場合の勝敗はどちらに傾くだろうか、現在のC国の持つ工業力、輸送能力を考えれば明らかなのである。

つまり陸路を使って2つの大国から無限に補給が続けられる北朝鮮が勝利する可能性が高いのだ。というのも日本の場合は平時においてさえ海上輸送には懸念がある。ここに南シナ海、東シナ海で同時に海上封鎖が起これば、日本からの兵站はひとたまりもないのである。これを防ぐためには、有事の前に国軍により広い海域で海上輸送の安全を確保しておく必要がある。つまり自衛隊という交戦権を持たない組織では、広い海域の安全を確保することはできないのである。この点、憲法改正による自衛隊明記という応急の措置は、かえって交戦権放棄の固定化につながりかねないのである。

話を整理すると、この戦争の連鎖を止めるために日本はアメリカと協力してロシアとの関係を改善すべきだろう。そのためにはウクライナ戦争の終結がその条件になる。現在領土問題が交渉の躓きになっているようだが、これについてはドンバス各州の新国家設立を認めることで、領土問題は解決できないだろうか。そしてこれら独立国の安全はアメリカ、ロシアの共同で受け持つことにするのである。これにともない日本は、ロシアの経済制裁を解除し国交の回復を図るのだ、合わせて両国は互いに協力して海上輸送における安全を保障することとする。

さて、政治の話からとんでもない所に行着いたが、要するに政治は対立する相手を罵ったり、ヤジを飛ばして自己満足するところではない。国民がどうすれば安心して豊かに暮らせるかを真剣に考える場だろう。確かに政治には相手を取り込む技術も必要かもしれないが、国民不在の政治には未来はないのである。今日本の選挙がこれほど世界に注目されることはこれまでなかった。裏を返せば、このことは世界各国が日本の政治に期待を寄せていることの表れだ。きっと日本がこの行き詰る世界情勢に希望を与えてくれるのではないか、私はそんな世界の期待を感じてならない。

ようこそ

Posted by makotoazuma