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竹に上下の節あり

2026年10月12日ようこそ

2026年 9月10日 何故引かれ合うのか

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ジョセフ・コネールの作品を一目でも目にしただけで、何故かその魅力にとりつかれてしまう。それはその世界が外界とはきっちり隔てられ、極めて繊細なバランスに支えられた完結した世界だからなのかも知れない。その箱の中ではどんな微細な風も許されないのである。

そしてそれがアッセブラージュの旗手といわれる20世紀の巨匠ジョセフコネールである。ところでこの1903年に生まれた巨匠は、後に26歳下の日本女性作家と衝撃な出会いをすることになる。何故そのような出会いが生まれたのかは分からないが、草間彌生の目指す世界とは対立があって当然と思うのだが、この二人は初めから堅い絆で結ばれていた同志のようにも見えるのである。もっと大袈裟な言い方をするとすれば、それはまるで極小の世界から無限大の世界まで繋がる完結した宇宙のようである。

というのも私は草間彌生の作品といえば増殖する脱個性というイメージであり、無限に増殖を繰り返す無限地獄そのものだ。そのためそれは無我という宗教的解決への激しい抵抗にも感じる。つまり草間は無我の境地を彷徨る求道者というよりは、あくまでも唯我独尊という個に拘る。しかしてその絶対的な個はワンネスという広大不変な世界に収斂していくのである。この様を大海の一滴に例えればジョセフ・コネールの目指す極小の世界は、草間の大海に流れる一滴のように思える。

ようこそ

Posted by makotoazuma