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日々これ切実

2026年6月29日ようこそ

2026年 6月29日 威風堂々の芸ボーイ

 ウェキペディアより

昨晩、美輪明宏氏の訃報が流れた。とはいえ私が現役の頃の美輪氏のイメージといえばオーラの泉というスピリチュアルな番組でお目にかかった程度だ。というのもそれまで氏の活躍といえば、誰もが知るお茶の間のアイドルというより女性週刊誌やアングラ的なイメージだったからだ。というのも今ではテレビのにゴールデンタイムでもマツコ・デラックス氏など当たり前に見かけるが、私にとってはこの風潮もごく最近という思いがある。

では何故急に性的マイノリティの彼らがそれほど受け入れられるようになったのかといえば、私には本音で生きる彼らの生き様にあると感じている。

ところで氏の半生を覗くと、その風貌とは似つかわしくないほどの反骨精神で彩られていたことが分かった。そんな思いを抱えながら、性的違和感を表現し続けるのだから、普通の精神力では持ちこたえられなかっただろう。恐らく氏がデビューした頃の風潮といえば性的マイノリティに対する偏見は想像を絶していたに違いない。

因みに、普段LGBT法案について非難する私が、こんなことを書くとこのブログの読者は驚かれるかもしれない。とはいえ私の思いの中ではLGBT理解増進法と性自認に対する偏見とはまるで異なる問題と捉えている。

これを簡単に説明すれば、性の自認というのはそれぞれの個人が心の中で感じるものだ。ここにはいかなる権力も干渉すべきではないというのが私の考えなのだ。つまり個人が自分の思いを公の場で表現することも本来制限されるべきではないと考えている。とはいえその表現が他者に不快感を与えてはならないのである。

ここで私がこの法律を危険視するのは、これが先行するアメリカでは親に断りなく教師が子供の判断で性転換手術を斡旋したり、ホルモン剤の投与を勧めるなど取り返しのつかない事例が発生しているからだ。さらに日本でも女子トイレでの性犯罪が頻発したり、公衆浴場においても女性の利用客に不快な思いをさせる事例が後を絶たないという。これでは性的マイノリティに対し社会的認知を増進させるどころかかえって嫌悪感を助長させることになりかねない。

こんな状態をあの世に旅立たれた美輪さんはどのように感じておられるだろうか。人間生れ落ちればその境遇は様々で、もともと鼻が高い濃い顔の人も居ればヒラメのような顔の人も居る。これを法律によってどうにか出来るものでもあるまい。そもそもこの世に生を受けるというのは、そのような違いをあえて体験しに来るようなもので、それを他人がどのように感じるかなどカラスの勝手ぐらいのことでしかない。これを法律のようなもので無理に抑え込もうとすれば、そんな社会は早晩破綻をきたすことになる。そんなことをするよりは他者への愛を義務付ける法律を創った方がよほど気が利いているだろう。

さて世間的にはこれで美輪氏とは永遠のお別れと言う事になるかもしれないが、はたしてお別れという言葉が正しいのかどうか、これまた行ってみなければ分からない話だろう。

追悼の一句「三輪の山 蝉はしぐれて ヨイトマケ」

 

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Posted by makotoazuma