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2026年 6月9日 柔らかいのか堅いのか

昔し柔道の金メダリスト山下 泰裕氏と対戦したことがあるという何人かの方の話を聞いたことがある。その印象は思っていたよりずっとしなやかだったという人も居れば、びくともしないと印象を話された方も居る。どちらも本当の印象に違いないと思うが、しなやかさや柔らかさというのは柔道の試合を見ていると意外な気がする。とはいえ柔道の極意がここに有るというのは読んで字の如しと言う事なのだろう。

なので、柔道の達人はしばしばオリンピックの階級別に対し苦言を呈することがある。つまり強さは見た目の大きさや体重とは関係ないと言う事なのだろう。それよりむしろこの差こそ正気に結びつくとさえ考えられている節があるようだ。つまり相手が宙を飛ぶように投げ飛ばされるのは相手が己の力でひっくり返るというものらしい。

何を言いたいのかといえば軍事力もまたこれにならうことがあるように思えてならない。攻撃は最大の防御と云われるが、その落としどころを考えず、むやみにこれを行使した場合、その何倍もの反撃を受ける可能性があるからだ。そればかりか戦闘のステージがさらに深刻化してしまうことも十分考えられるからだ。その結果は独ソ戦における絶望的な惨劇として双方の歴史に刻まれているのではないだろうか。

さてここで、軍事力について考えなければならないのは、GDP比や装備品の数で考えるのは考え方として疑問である。要するに相手以上にミサイルを保有すればそれで抑止になるというのは、相手の思考に依存する勝手な想像でしかない。もしそのような脅威があるとすれば、迎撃失敗を前提に国民の安全確保を検討することが必要ではないのだろうか。何を言いたいかといえばこちらの攻撃イコール相手の反撃ありきで防衛力整備を考えなければ単なる独り相撲に陥る可能性がある。

 

 

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Posted by makotoazuma