今日のできごと
2020年 12月28日 AIの描いたシュールな絵
あると思います。「それじゃーアーティストも、不必要ってことなんですか」待ってください。そうとは言っていないんです。確かに絵面はそれらしくできています。シュルレアリズムの作家の作品といわれれば、なんの違和感も感じません。
ところで、シュルレアリズムって何なのかってことなんですが、大きなくくりは固定観念からの解放です。では、それによって起こることは何か、この問いについて私は思考ラボの投稿で、落ち着く先は無意識世界への道程ではないかと述べました。
ところで、私たちは、いま現実という概念を何の疑いもなく受け入れていますが、本当にそれで大丈夫なんでしょうか。あなたの心は、現実という世界で、満たされていますか。
私にとっては、不思議なくらい満たされない世界なんですが、そこから、もう解放されようとは思わないんですか。ちょっと、いろいろくっ付けちゃいましたけど、私は、いまも現実に対しそんな風に感じています。
でその解放のための引き金としてありえない世界、超現実という装置を提示しているわけです。その制作には、作者の意図的な意識も介入させるべきではないという厳格な考えもあります。ここから、アクションやハプニングが作品にどんどん用いられてきます。で、極端な話をすると、アクションやハプニングは、作者の意志や技術とは無関係で起こることです。つまり、作者がいなくても作品は成り立ちます。
何を言いたいかといえば、作品を成立させているのは、作品ではなく実は、鑑賞者であるあなたということ、なので、作家がたとえ人工知能であったとしても、それを作品と認識する人がいればそれは立派な作品になるということです。では、吟じます。ではなく、アートがアートであるためには、作者よりむしろ貴方の感性が必要です。ということなんですが、あなたの感性で、是非、私の作品もアートにして下さい。それでは、あなたの感性に感謝します。あなたは、私にとって、唯一無二の存在です。