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思考ラボ

2024年11月17日gallery,ようこそ

 

エロスとタナトスについて

 

 

いつもご覧いただき有難うございます。誰にも見て頂けない投稿だったら、とっくにやめている処なんですが、この投稿をご覧になって戴いている方がいらっしゃるというのは、大変心強く感じています。さて、依然2次元しか愛せないという記事から、投稿させていただきました。で、結果を言うとそれは、特殊な性癖ではなく、むしろ古代から獲得していた本能に通じる行為ではないか、という仮説でした。そこへもう一つ付け加えたかったのが、エロスとタナトスのお話です。そして、このお話は昨日の投稿とリンクするのですが、全く逆の立場からの投稿なんです一見ダブルスタンダードのような感覚になりますが、お話を進めます。で私には2次元しか愛せないの潜在意識の中に、現実の血のつながりに対する拒絶反応が在るのでは、という思いがあります。それは私が感じた第2次成長期の感覚なんですが、髭が生えだしたり、性器の周りに毛が生えたり、そんなことがとても嫌でした。できれば、成長を止めて今のままでいたい、今の言葉でいうとピーターパンシンドロームです。子供のままでいたいというよりは、性に対する嫌悪感ですね、生を感じることは、その裏で待ち構えている死を受け入れることです。私は、小学校高学年でそんなことに怯えていたんです。その時から、エロスや、タナトスを超えた何か普遍的なものに憧れていたのかもしれません。それは2次元という絶対的な象徴の世界で、時間を超越し生死をも乗り越えた世界、またそこから垣間見る静寂と永遠です。ところがこのままでは、いつまでたっても生死に向き合ったことにならないんです。なぜなら死に対する恐怖は、恐怖のままです。憧れというのは、素直な感情なのですが、このままでは、ただ逃げ回っているだけです。いずれ恐怖が襲ってきます。では、どうすればよいのでしょう。その答えが、会田誠氏があえて生徒さんに挑ませたことなんです。自分のタブーと向き合って解放されること、そこから、初めて自分の本質に向かうことが出来るんです。そして、本当の強い表現はそこから生まれます。そこまで思っての教育だと思うのですが、いったいこの先、法律家をたよって何を育ててもらうんでしょうか。

 

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Posted by makotoazuma