思考ラボ
悟りについて
正月、早々でかいタイトルです。でも、これこそ、人類のテーマのような気がします。「それって、あなたが語るんですか。」そうです。
なぜなら私も人類だからです、とはいえ、仏教から出た言葉の様なので、そこについての見識を求められるのは当然ですが、只今の私には、何もないと思っていただいた方が、腹も立たないと思いますので、この先読まれるときは、ご了知願います。
では、私の考える悟りとは、お釈迦様が、人生の4つの問題に対して向き合ったことから、悟りという言葉にスポットがあたったと認識しています。4つの問題とは生老病死についてですがそれは、必ず起こること、さらに、「それって、錯覚じゃね」ということ。生老病死、必ず起こる。なるほどそりゃそうだ、問題はそのあと「錯覚って」何よ理解を超えてます。でもそれは、悟ったら、わらちゃうほどのことのようです。で、その「錯覚じゃね」が悟り、で悟った結果、涅槃ということらしいです。
実は、お釈迦様の説法には大変な数があって、それは、受け手が理解しやすいように、受け手に合わせてそれぞれ、お話を変えていたようです。例えば小乗、大乗、自力、他力、相手に合わせて同じ結果に導くそんな教えです。教育の理想ですね。
では、私の考える悟りとは、どうかといえば、何も考えないことです。おちょくってるわけではないですよ真剣にそう思ってます。つまり、思考停止の状況で、自分を感じることです。思考とは、言葉によって創り出される世界のこと、と私は認識しています。つまり、名詞を覚えれば覚えるほど思考の世界は、膨らんでいきます。
(ちょっと危険な臭いがしてきました。勉強中の方は、後ほどご覧ください。)
戻ります。そのような思考を止めた状況でも、我々は物を感じます。そのものを感じているのが、本当の自分です。つまり、本当の自分には、個性がないんです。だから、本当の自分は、あなたも私も一緒です。「あんな人殺しとは、いっしょにしないでほしい。」と、あなたが思うのは、あなたの思考です。意識のない自分は、ただただ、あるがままを受け入れているにすぎません。ということがわかると逆に、今ある状況って貴重なものに感じませんか、個性って苦痛を生み出す元凶のようですが、いつまでもあるものではないようです。今のあなたは、思考という錯覚の中で、あなただけの特別なモビルスーツに乗っているんです。ひょっとして、宇宙に飛び出した瞬間、ただの量産型ザクではないことが、わかるかもしれません。やってみなければわからないんです。
せっかくなら、あなたのドラマを宇宙に刻んでみませんか。本当の自分のために。