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思考ラボ

2024年11月17日gallery,ようこそ

時空を超えた2次元

大層なタイトルですが、絵巻物などは時間の変遷をはじめから意識して制作が始まります。つまり画面を巻き取ることによって時間が移ろっていきます。

そう考えればフィルム映画の世界も同ことだと思います。また、そこまで画面を変化させなくても同じ画面の中で時間や場所の表現が違っている作品はこれまで何度も生み出されてきました。

とはいえこんなことは人間の頭の中で常に起ります。過去に旅したり未来に旅したり頭の中は常に旅人です。

ところで、旅というものはなかなか骨の折れるもので、旅の間は常に新しいことが起こってくるために、その都度何らかの対応を求められます。つまり旅をアドベンチャーと考えれば、そんな変化の中で自分の希望を成立さたり生命を維持するのはそれなりの達成感を味わうことができる反面、正直少々くたびれます。

ではいったい何を言いたいのかというと2次元が時空を超えることが出来るのは、それを受ける思考があるからです。その思考の持つ性質がアドベンチャーを求めるために、それに従属する肉体も疲労困憊に至る可能性があるということです。

そしてこのサイクルが繰り返されると、いずれ精神疾患として肉体を傷つけることになります。ならば、何らかの手立てを講じることが健康に生活するための知恵ではないでしょうか。

最近巷では盛んに瞑想という言葉を耳にします。瞑想とは一時思考を離れて体を休める行為です。休んで体をいたわることも自分と向き合う大切な行為だと思います。

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Posted by makotoazuma