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思考ラボ

2024年11月17日gallery,ようこそ

誰でもよかった・・・

昨日の事件のお話です。昨日は死者が出なかったようですが、多数の犠牲者が出ていても不思議ではないケースです。過去にも、或いはまた世界中でこのような事件が起こっています。「動機は死刑になりたかった」だそうです。このような事件が起こるたびに私の頭に浮かぶのは、このようなことが今後も起こってくるのなら、そのような衝動に対処できる施設を作ってはどうかと考えてしまいます。私にはこんなことに巻き込まれた方や、犠牲になった方の遺族の気持ちを思うと冷静に受け止めることが出来なくなるんです。

ところで、私は普段から集合意識が我々の本質のような言い方をしていますが、当然このような意識もそこには含まれます。あるものは全部判断なしにあります。つまり、集合意識には人間社会に対していいも悪いもありませんただ意識が存在しているだけです。○○も味噌も一緒です。だからそんな意識を私は認めないと思われる方も多いと思います。

落ち着いてほしいのは、意識は現象界の結果ではないということです。確かに意識はこの現象界に結果を引き起こしますが、結果イコール意識ではありません。

具体的に言うと昨日の事件を引き起こした意識とは、容疑者の抱える孤立感とその解消のために起こった承認欲求が招いた行動だと思います。つまり彼が感じていた社会的ネグレクトへの抵抗ではないかと思のですが、そのような意識は自己を攻撃するか、他者を攻撃するか、昨日の事件は他者を攻撃するように意識が働いたということです。

では、意識の段階でこのような衝動を封じ込めることは可能でしょうか、私は十分可能であると思っています。それは人間の孤立感をいかに取り除くかです。それには普段から孤立や孤独は起こりえないことを老いも若きもすべての人々に認識させることが必要です。何故ならそのような意識が現実社会に反映されなければ孤独感は世の中から一掃されません。我々は無意識という集合意識の中で暮らしそして集合意識はもともと一つであることをすべての家族や社会の共通認識になること、そしてこのプロパを世界に広げることですまずは、口先だけでも継続しながら進めるしかありません。地味な活動ですがこの世の悲しみは少ないほうが有りがたいですので。

参考

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Posted by makotoazuma