思考ラボ
今日は8月15日です
終戦記念日なんですが、何があった日かといえば、1945年8月15日に行われた玉音放送の日です。ポツダム宣言の受諾は、前日に行われていますので。この日は、天皇自ら臣民に対し、肉声をもってポツダム宣言受諾を国民に発表した日で、「日本の一番長い日」という映画になっています。興味のある方はご覧ください。私は、昭和天皇の果たした役割にとても感銘を受けています。もし、このポツダム宣言を受け入れたとすれば後々、大変な懸念があったからです。実はポツダム宣言の中には戦争犯罪者の処罰という文があります。日本政府と日本軍に対しては線引きがあるのですが、当時、軍の統帥権は天皇にありました。このことをもって天皇に責任が及ぶことも充分想像できたのですが、天皇は率先して戦争の終結を宣言しました。これは自分の命だけではなく、天皇制の終わりも意味します。当時国体とも呼ばれ、それを守ることが、国を守ることと同義に考えられていた時代に、営々と繋がった歴史に幕を閉じる決断をされたということです。すべては臣民の命と、その未来のためにです。その言葉が「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、もって万世のために太平を開かんと欲す」です。日本人は言葉通り太平に努めて今の繁栄を築いてきました。当時、「天皇陛下万歳」といって無くなった方も多くいらしゃったと聞きますが。単に戦争の犠牲者として私は、捉えたくないと思っています。むしろ天皇と臣民は、このように心を通わせていたのだと思っています。決して洗脳されたり、強制されたり、環境や時代に惑わされたのではなく、純粋に日本を愛し、その未来に希望を託して、ともに貴重な命を捧げる覚悟であったのだと思います。その覚悟に心より感謝を捧げたいと思います。
今、涼しい風が入ってきました
空の高いとこに刷毛ではいたような薄い雲と、空の低いところに丸っこい雲が漂っています。いつもご覧頂きありがとうございます。それから、隣の屋根の上に大工さんらしき人が屋根をのぞき込んで何か思案しているようです。雀の声や自動車が通る時のざわざわした音します。今私が何をしていたかといえば、ただ、感じたことを書き留めていました。「とうとう投稿のネタが尽きた。」ではないので安心してください。私は今、「いま」に集中しようと思いこのようなことをしてみました。で思ったのがいろんな今があるんだろうなって思いました。私は、穏やかな秋晴れを感じていますが、雨模様だったり、風が強かったり、うだるような暑さで思考停止状態の方もいらっしゃるのかと思います。すべてが今なんですが、次の瞬間には過去なんでしょうね。いくら捉えようと思っても捉えることが出来ない世界です。では何が残るのか、起こったことが記憶として残るのではないかと思っています。記憶って結構あやふやな世界なんですが、あやふやというのは、個人の意識で補正がきくということです。なので今、あなたがどのような思いで今と向かい合っているかそれによって記憶は変化します。あなたの思いが目の前の現実を変化させます。心細いですか、私もです。