続 盾つく虫も好き好き
2026年 3月14日 託された国民の思い

昨晩日本アカデミー賞の発表があり国宝という映画が10部門でアカデミー賞を受賞されたという。私が映画館で観た時も立派な作品だと思っていたので、これは当然のことのように思っていたが、ある噺家さんによるこの映画の感想は「自分が横浜流星でなくて良かった」というものだった。確かにあの演出で監督にしごかれたらと思うとゾッとしてしまうが、私も予算の年内成立に奔走する総理を視ていると「自分が高市総理でなくて良かった」と思ってしまう。アッここ笑うところです。
とはいえ13日は中東での外交日程を体調不良のため止むを得ず変更していたとのこと、噂では毎日2時間ほどの睡眠なのだという、これでは体調の回復もままならないのではと心配になる。というのも19日にはワシントンで開催される日米首脳会談に首相は万全な体調で臨んで欲しいと思うのだ。恐らくここで話し合われることが、これから世界全体に影響を与える事になると思うからだ。にも拘らず世界情勢は刻々と変化していて留まるどころではない、しかも日本の態度如何によってはこれらの戦争は長期化し、そのまま行けば人類の破滅という事態も起こり得る状況にある。こんな状況で大臣の不倫まで監視している状況ではないのである。
さてこのブログで訴える日米関係とは、日本は軍事的に独立することにより強固な日米同盟を構築することにある。では何故独立が必要かといえばそれは外交に柔軟性を持たせるためだ。最初に断りを入れると軍事的解決といえば勝つか負けるかの2択しか存在しないのである。ここに別な選択肢を見出すためにも外交における選択肢が必要と思える。つまりそれを可能にするのが、独立した立場で仲介役を果たせることだ。現在の日本の状況は自衛隊法に個別的自衛権を加える法整備はなされているものの、交戦権を認めない憲法では世界常識として外交上の責任を果たせる独立した国家とは認められないのである。
つまり、日米の安全保障にとって日本の独立は、中東や東アジア、ヨーロッパにおける柔軟な外交戦略に不可欠な外交カードとなり得るのだ。具体的に軍事面ではアメリカと連携するゴールデンドーム防空体制を進める一方で、シベリアから中東にかけて日本のライフラインとなるシーレーンに対し、日本の呼び掛けにより軍事的に中立な非戦闘海域を設ける。そしてこれにより周辺国と関わる海域での軍事衝突を防ぐことが出来れば、この地域での海上輸送の安全性は高まりインド太平洋における経済交流は滞りなく活性化されるはずだ。
今回、アメリカが発表したロシア原油に対する制裁緩和は、私にはまさにこのような新秩序の幕開けのように思える。残念ながら、EUの主要国は早速このようなアメリカの態度に抗議しているが、これこそウクライナ戦争の核心のように私は捉えている。つまり、これらの首脳は自国の産業や、国民生活を犠牲にしても自分たちの面子を守りたいのだろう。ではこのまま戦争を続けてEUに僅かでも勝ち目があるのかといえばそんな保証は何処にもないのである。
つまり今回の日米首脳会談はこれほど重い内容が含まれているのだ。もしこのまま戦争が継続され石油が枯渇すれば、日本は生産も流通も一遍に止まってしまうことになる。結局このことにより、国内のあらゆる企業が急激なコスト高に見舞われ、対応出来なくなることは目に見えているのだ。
さて、このような状況の中16日からは参議院での予算審議が始まり、高市首相の心労もマックスに達するのではないだろうか。これに対し野党から審議時間が少なすぎるなどの不満が出ているようだが、果たして審議時間の長さや勉強会の有る無しで予算審議の質を語れるだろうか、私は予算審議の時間に全く関係の無い質問をねじ込んだり、牛歩戦術などと言う審議妨害の方が国民に対しよほど不利益を与える行為だと思っている。今回の選挙では自民党の圧勝となったが、この結果は、高市政権に対する国民の信頼と、このような国益を無視する議員に下された国民の審判に違いない。