思考ラボ
思考のまとめ④ 宇宙の果て
世間では忙しいといわれる年の瀬に、寝入りばな私はうっかりこんなことを考えてしまって眠れなくなってしまった。とはいえ私がこんなことを考えても何の益もないことなのだがやめられない、これが仏教で言われる業というものなのかもしれない。それほど荒唐無稽な話なのである。
ではさっそく、これまでのブログの整理のつもりで投稿しようと思う。まず人類永遠の謎宇宙の果てについてだが、宇宙の境界線は意識と無意識の境界線であり、マクロではブラックホールがその境界ではないかと思っている。また、ミクロでも光の観測が及ばなくなる限界をミクロの境界と考えている。今のところ電子の雲をその限界と考えているが、ミクロのブラックホールも存在しうるそうなので、ミクロについてはこの2点を境界線ではないかと考えることにした。
ところで、ブラックホールは宇宙空間に浮かぶ天体の一種という考え方がブラックホールの認識だと思うが、そのような見方で宇宙の境界があちこちに浮遊しているというのは想像しずらいことではないだろうか。このことについて私は宇宙に浮かぶブラックホールは意識の破れのようなものではないかと思っている。つまりそのほころびから向こうは無意識の世界ということだ。この点について宇宙のエネルギーは均質に存在しているのではなく、ある程度偏在しているものと思っている。そのことによって星の誕生や消滅が起こるのだとも考えている。
では、宇宙全体の様子に視点を移すと宇宙の境界面はどのような構造になるのだろうかといえば。大まかなイメージは無意識の大いなる海に意識による光の世界がぽっかり浮かんでいるようなイメージを持っている。この意識と無意識の2つの世界の大きな違いを表現すると、無意識の世界はまったく動きのない世界であり、逆に意識の表現する世界は絶えず動き回る動的世界という違いがある。そしてこの無意識世界の本質は、意識が創り出した膨大な量の情報なのではないだろうか、今のところ、残念ながらこの情報がどのような形で保存されているのか想像すらできない。なにせ時空の存在しない世界の現象だ、理解しようとすれば、意識の世界に置き換えることによってしか観察することはできないだろう。
では一体この意識と無意識の世界はどのような力で仕切られているのだろうか。正当な物理学ではこの宇宙は4つの力によって支配されるそうだ。強い力、弱い力、電磁気力、重力だ。このような力の世界を理解できない私は、この宇宙は2つの力に支配されると思ってしまった。
どのような力かというと、まずは意識の世界を閉じ込めようとする圧力である。これは物理学で扱う重力と同じものだ。それとは逆に意識の世界を膨張させようとする力が熱エネルギーだ。意識の世界はこの熱エネルギーと重力エネルギーの均衡によって存在する。
この2つの力の特徴は重力では収縮圧力、熱エネルギーでは熱膨張圧力という特徴がある。このうち熱は宇宙に満ちている光の動きあるいは電子の動きで表現されるのではないかと思っている。これらの表現はなるべく物理学の表現に近づけるための表現で最終的には意識が認識するためのプログラムであるという解釈になる予定だ。私は今の物理学を否定するつもりはさらさらないので、これまで導き出された物理の考え方は尊重したいつもりなのだが、なにしろ私には物理学の素養がない無理解ゆえの矛盾がこの考察には必ずあると思っている。とここまで書いたら先を続ける私のエネルギーが尽きてしまった。物質とは何かいろいろ自分なりに面白い考察がある、続きはまた来年としたい。これまでご購読いただいた方、コメントをお寄せいただいた方に私のモチベーションは支えられてきた感謝を申し上げる。有難う、それでは皆様よいお年をお迎えください。