G-BN130W2PGN

お問い合わせ先

mail@makotoazuma.com

 

2021年 無意識から起こる「デカダンの輝き」

gallery

「こんなんでました」

 といってもジェネレーションギャップが閲覧者さまとの意思疎通を困難にしているのではと心配しながらも投稿を続けています。

 私が世界地図というものを一生懸命見ていたころは、ソビエト連邦という巨大な国がありました。今、ソ連といってもどこにあった国かわからない方が増えているのではないかと勘ぐったりしています。

 そう、私はそれほど時の流れを体験してきました。で何か成長があったかといえば、ソ連の地図を見ていた自分も、今の自分も自分の認識は全く変わっていません。

 好きなもんは好き嫌なもんは嫌、相も変わらずないものねだり驚きの自分がいます。

 ところがやはり経験を重ねると知識というものがドンドン積み重なってきます、そのなかで、今ここにあることを感じている自分が存在のすべてであるということを知ることができ、現在は究極の安らぎを感じています。

 ところで作家活動としてこのような脈絡のない思いつきと捉えかねない絵の発表をしても、それは、自分が単に器用な人というアピールにしかなりません。では一体私は何のためにこのような懸念を抱えながらも、このように出たとこ勝負に労力を使っているのか、それはただ自由に絵を描きたいという衝動があるから、そしてその衝動が無意識から起こることならば、絵画史や表現者の個性を超えたメッセージを表現することが出来るのではそんな期待を込めての挑戦なんです。

gallery

Posted by makotoazuma