今日は好日
2022年 8月4日 98回 赤光社美術展
今年も赤光社美術展が始まる。まだ2か月も先のことのようだが、作品がるまでは安心できない。
なるべくこのブログでも制作の過程をお伝えしたいと考えている。
ところでこの赤光社美術展の発足は、1921年、大正10年のことで、いまから98年前のことだ、当然現在までの歩みは決して平坦ではなかっただろう。
98回と言えば現在に至るまで戦争や天災などさまざまな困難はいうに及ばず会の運営についても様々な葛藤がったに違いない。そのことは現代に生きる我々にとっても例外ではない、むしろコロナ禍という未曾有の困難は2年たっても出口が見えず、さらには元総理大臣の暗殺というまさに動乱の世相だ。
奇しくも赤光社美術展発足の1921年、この年の11月に平民宰相と言われた原敬氏が刺殺されるという事件が起こっている。
98回という歴史は先人の強い思いの表れだと思うが、その思いがこの先も繋がることを願うばかりだ。
ちなみにいま、一休禅師が後人に残した言葉を思い出した。確か「何とかなる」ではなかっただろうか。