今日は好日
2022年 8月23日 朝から草むしり
正直この作業は私は、あまり好きになれない。ところが最近庭の確認を怠けていたために、ツタが隣の家まで伸びていた。早速雑草の駆除を下令されたわけだが、雑草と言っても命には変わりないのだ。
力任せに、地を這うツタを引きちぎる時はとても嫌な気分になる。とは思いながらもゴミ収集車が町内を回り始める前に作業を終えなければならない。作業を急がせると、汗が急に噴き出して目に染みた。
それでも手を止めずに作業を続けていたが、庭の通路を塞ぐように伸びる背の高い草を見つけた、私はすぐに手を掛けようとしたが、そこに小さな黄色い花を見つけて手が止まってしまった。なんという花だろう、せめて名前が分かるまでこのままでいいのではないか、妙な理屈に説得させられて私はひとまず作業を終えた。
花の名前はまだ見つけられないでいる。呼んだつもりはないのだが、私の友蔵さんは抜かりない。
「秋草の 花を眺めて 手は迷い」