今日は好日
２０２１年 ９月１３日 わが道を行く
自分の人生自分の好きに歩んでいいじゃないか、一見好き勝手に気の向くまま気楽な人生のように思えます。
ところがこの気ままであることがなかなか難しい、というより心細さが半端ないというところでしょうか、自分の望む自由にもかかわらず心細いとは何故でしょう。それは普段の自分の在り方にあるのだと思います。実のところ普段の自分は自分を理解しコントロールしていると思っているのですが何を基準に自分の存在を理解しているのかが問題です。自分の生活を振り返ると他者と自分の関りにおいて自分を理解しようとしていることに気づきます。つまり社会や、家族との役割によって自分を定義しているということです。
ということは他者を基準として初めて自分を理解することが出来るのだということです。わが道の我れが、すでに他者を基準にしなければ理解が及ばないほど我の意識は希薄になっています。私は心細さの要因は我を自立して捉えることの難しさだと思っています。それでは、どのような認識が自立して我が道を行くことを促すのでしょうか。
私は、自分の中から自然と湧き起こる思いが我に目を向けさせるきっかけになると思っています。素直に自分の思いに目を向けてみる、他人の目を通した自分ではなく、純粋に自分が受けた自分の気持ちです。そこから自分の望みを探るんです。そんなところに我が道が見えてくるのだと思っています。