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今日は好日

2022年12月3日gallery,今日のできごと日々のブログ

2022年 1月13日 カーラジオから

スローバラードといえば忌野清志郎さんの歌を思い浮かべますが、聞こえて来たのは野口五郎さんの針葉樹という歌でした。1976年のレコード大賞の歌です。当時私は小学校高学年そろそろ異性に興味を持ち始めるお年頃でしょうか男の子は花の中三トリオと呼ばれた山口百恵、森昌子、桜田淳子で、女の子は御三家と呼ばれた西城秀樹、今も大活躍の郷ひろみ、そして今日カーラジオから歌が流れて来た野口五郎です。

彼らは殆どの思春期を迎えた若者たちにとって憧れの的でした。ところが私はといえば全く興味が湧かない周りから取り残された存在だったように記憶しています。なので野口五郎さんの針葉樹と紹介されてもどんな歌なのか見当もつかず、今日、曲が流れてきて初めていい曲だなーってしみじみ感じいっていました。その時思ったのがこういうメロディアスな曲は今どき聞けなくなったなという思いと、若い人にはこのような曲の良さは伝わらないのだろうかという思いです。

今日の私にとってこの針葉樹という曲は、なぜか魂の故郷から知っていたかのような懐かしさを感じさせてくれました。

良い音楽って初めて聞く曲でもすでに知っていたかのような妙な感覚になることがあります。ちなみに私が一番多くそんな体験をしたアーティストがビートルズです。そんなビートルズに夢中だった頃からすれば随分久しぶりにそんな感覚を覚えました。

ところで後から調べたことですが作曲は筒美京平さんという方で、レコード大賞メーカーのような人でした。無関心とは凄まじいもので目の前にお宝が積まれていても興味が無ければ通りすぎてしまうだけなんですね。

ところで今の私の興味はこれも前日カーラジオから聞こえて来た、打首獄門同好会の「はたらきたくない」です。