今日は好日
2022年 1月28日 麗しいもの可愛らしいもの
このような思いは一体どこから来るのでしょうか、無条件に心が囚われてしまう悪魔の誘惑でしょうか。でも人間だけが生き物中で特別感じる思いでもなさそうです。酪農家には常識の当て馬とは馬の持つ美意識を逆手に取った繁殖技術です。
こんな合理主義の作為にも感情は簡単に揺さぶられてしまいます。だからつまらんという解釈もできますが、いっそ感情の動きに身を任せ感情の動きに浸りきることも出来ます。
表現は、悪いのですがそのように心が荒れ狂う世界に自分から飛び込み、さらにはそこから沸き起こる感情の嵐を研ぎ澄まされた自分の言葉に置き換えて、僅か17字で世界を表現しつくした天才松尾芭蕉です。
あくまでも創作の世界でありながら現実を超えた別次元のリアリティーを現代の我々にも伝えてくれます。何となく始めた奥の細道についての投稿ですが、そこに触れれば触れるほどその深みにはまりそうです。また芭蕉の人となりも作品を超えて惹かれるものがあります。