今日は好日
2021年 9月24日 瞑想に期待すること
最近このような瞑想に対する関心が高まっているそうです。イメージとしては胡坐をかいて目を閉じたままぴたりと動かない、いったい瞑想している方は瞑想しながら何を考えているんだろう。
そこは日常世界とは隔絶された不思議な世界なのでしょうか、そもそもなぜ人はそのような行為に及ぶのでしょうか、日常から見ると目を閉じて動かない行為はあまりにも特殊な世界です。だからきっとそこには超人的な現象が起きているに違いない、そこを極めると胡坐をかいたまま宙に浮くことさえ可能なのだと思い込む方もいるのではないかと思います。
そもそも人は何故そのような特殊な世界に臨もうとするのか、簡単に考えると目の前の暮らしに不都合が出てくるからではないでしょうか。ではその不都合とはこの世界の生きづらさです。そこをいかに解消するかそれが瞑想に求める結果だと思っています。私のことを言えば恐れという感情をいかに手放すかそのことを瞑想に期待しています。
恐れは自分の辛い体験とそこから勝手に辛い未来を妄想してしまうことから起こります。結論を言えばその狭間に身を置くことそれが私の思う解決です。なので瞑想によってどこか異空間を旅することが出来るようになったり空中に浮きあがることではありません。簡単に言えば「大丈夫」を感じることこれが瞑想に求めるすべてです。