今日は好日
２０２２年 ３月１８日 春のおとずれ
カーテンを開けて外を見ると、外は暖かそうな光に包まれています。このまま散歩にでも出かけたい衝動に駆られましたが、実際の函館は今だ街のあちこちに残雪が見られる状態で、あきらめました。
とはいえ日本の早いところでは、すでに花の便りが届いているようです。今日は悔しいので函館の桜をアップします。撮影は202０年の5月で、元町配水所の100年桜と呼ばれる桜です。注目して頂きたいのはこの桜の立派な幹です。
写真の出来については堪えて頂きたいのですが、その枝は支えが必要なほど横に広がっています。きっとこの桜の手入れには名人の技が行き届いているのだと思います。今年も立派な花が咲くことを想像するだけで今から嬉しくなります。
函館は一週間ほどで花の時期が終わりますが、一時に街中が花で覆われます。
今年も一年に一度、歴史ある建物と花に囲まれて夢見心地の散歩が楽しみです。
ところで、春は出会いと別れの季節でもあります、その儚さは人生の無常を夢から呼び起こすものですが、その寂しさに留まるのも囚われというものでしょうか。
そう言いつつも暫しの間、私はその一瞬の輝きを求めて夢に浮び夢を彷徨うことにします。