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令和 あくび指南

2024年11月22日gallery,ようこそ

2024年 5月6日 帯久

ここのところ録画を忘れ続けて久しぶりの落語研究会を視た。放送は飛ぶ鳥を落とす勢いの春風亭一之輔氏の帯久から始まった。

さてこの話は有名な大岡裁きを題材にしているが、三方一両損に比べれば地味な印象を受けるが、ストーリーの大きさは比べ物にならないほど大きい。いわゆるスカッといい話なのだが、単なる人情噺で終わらない難しさが大岡裁きの場面で、大岡越前の情と同時に裁きの公平さを伝えて、噺を混乱させずにスカッとさせるところにあると思うのだが一之輔氏の噺は、本当にスカッとさせてくれた。

続いて立川談笑氏の金名竹で、この話と時そばは落研の演目から外れたことがない。ともすれば手垢まみれの演目のように感じるが、この日聞いた金名竹は一味違った。いままで金名竹は関西弁のお客人という設定が多かったが、津軽弁の金名竹とい初めて聞く設定だった。これは新しいと思たが、果たして談笑氏以外再現できる方が現れるのか心配だ。

さてトリとなった柳家小里ん氏の演目は5人廻しという廓話、氏の話では廓話には思い入れがあるとのことだが、以前聞いた話はお直しという廓すら入らない世界の話で、不思議とつやのある話が多い。そんな印象が残っているのも氏の噺に艶を感じるからなのだろうか。

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Posted by makotoazuma