新日本を護るために
2024年 10月18日 自国文化と主権の行へ
民主主義の良いところは、すべての国民が平等に国の行く末を思い発言する機会を持ちその責任を負うところにある。要するに国民が選挙に参加してその結果の責任を負うことにある。早い話が増税しますという政党に投票すれば間違いなく増税という結果に至ってしまう。
とはいえ、そんなことを公言して選挙に臨む政党はないので有権者は候補者が何を公約としているのかを知りその結果を推察しなければならない。もっとひどいのは公約どころか真逆の結果に向かって政策を推し進めてしまう政治家もいる。選挙はこのような非道としか言えない行為に対して唯一実力を行使できる機会でもある。そんな極めて貴重なチャンスなので、有権者はこれを行使しない手はない。
とはいえ、言っていることとやっていることが違っていては、これを行使しても意味がないと考えられるかもしれない。確かにごもっともなことなのでこのような議員は、デモクラシーを破壊する行為者として厳しく弾劾されなければならない。この選挙は先の参院選においての公約がまるで果たされなっかたことへの国民の評価を下す場で、降って湧いたような裏金問題をいつまでも引きずっている場合いではない。というのもこの選挙は日本の希望を未来に繋げる最後のチャンスになるかもしれないからだ。
ではその希望とはどのようなものかと言えば、そのレールは高市氏により既に引かれている。まずは日本企業におけるサプライチェーンを完成させこれにより内需中心の日本経済を復活させることだ。とはいえこれがそう単純なことではない先の総裁選でも一時投票で議員投票の一位、党員投票一位の高市氏が大どんでん返しで敗退してしまった。この結果は政策についての評価と言うよりも自民党のパワーバランスの問題と理解した方が良いだろう。このような状況であれば再び高市氏に活躍していただく為には自民党への投票は慎重にならざるを得ない。
そしてこのような高市氏への抵抗は日本だけの問題かと言えばそうでは無いだろう、これは単なる私の思い違いなのかもしれないが、今日のYahoo!ニュースで気になる見出しが2つ続いていた。内容はいずれも国連から日本への非難だ。まず一つ目が日本は男女別性の取り組みが遅れているという非難だ、このことは確か総裁選候補からも公言されていた。この切羽詰まった日本の状況で何を言い出すのかと思えば、国連でもこのような話題が取り上げられていたようだ。これについて日本は男系男子と言う皇統に倣う戸籍が古来より受け継がれてきたもので、しかもこのことが社会生活の妨げにならないよう、高市氏が様々な改革を行ってきたことで実生活においては何ら妨げにならない状態にある。そしてもう一つはアニメーション業界に対する干渉である。要するに労働環境に対する注文なのだが、私はアニメーターも立派なクリエーターと認識しているので彼らを一般の労働者と位置付けるのはどうかと思っている。以前ホワイトカラーエグゼンプションなる言葉が急に湧いてきてホワイトカラーの労働基準を見直せなどと言う外圧が加わってきた時期があったのだが、このような一貫性のない言動に振り回される国家は主権国家と言えるだろうか。
結局日本再生のための取り組みと言っても、内外含めてこれほど多くの抵抗勢力と戦わなければ経済対策すらまともに推進できないというのが日本経済の現状である。
さて先の総裁選の結果を受けこの選挙に臨む自民党は、これにより大きく議席を減らすことになる。というのも各報道機関によると総裁選後の支持率は押しなべて低迷していると伝えられているからだ。ということは自民党と言うブランド自体が色あせてしまったというで、これにより比例区の票は他党にかなりの部分流れるのではないかと私は予想している。つまりこれまで自民党に対し保守党としての期待が一気に剥がれ落ち、その分の保守票が他の保守党へ流れ込むのではないかと予想しているのだ。この場合い理想の政策を持続させるためには価値観を共有できる野党との連立しかないのである。これについては多くの異論があるかもしれないが、日本の国益一点に絞って考えれば、私はその候補として参政党挙が挙がるのではないかと思っている。何故かと言えば、様々な保守政党の中でこのような外圧に真っ向から抵抗している政党は彼ら以外ない。