新日本を護るために
2025年 1月21日 沼の水が抜かれる
昨日アメリカで無事トランプ大統領が就任した。とはいえこの就任はアメリカ一国の大統領就任というよりは、新しい世界秩序の誕生ではないかと感じる。というのもこれまでのグローバリズムとは真っ向から対立する政権が、世界一の軍事力や経済力を誇るアメリカに誕生したからだ。そしてこの就任式はそのことをハッキリと世界にアピールしていた。というのも、もともと他国の元首が参加することは稀だとされるが、価値観の共有できる国の元首はこの式典に招かれていた。逆に言えばここに参加していない国の元首とは価値観の共有が出来ていないと言う事なのだろう。
さて国防をアメリカに頼る日本はどうかといえば外相の招待は有ったものの総理大臣には声が掛かっていない。つまり日本の総理大臣とは価値観を共有できないと言う事なのだろう。ではこのままで良いのかといえば、これでいいはずがない。しかしながら私の最も恐れるところは海上封鎖による兵糧攻めだ。もしこのような事にでもなれば、日本は何らの行動もとれないままで、その間食料や燃料は一か月でも持ちこたえることが出来るのだろうか。
さて有事の判断を委ねられている政府は、今この時こそ同盟国同士の協力関係をハッキリと世界にアピールしなければならない大切な場面なのだが、それとは逆にアメリカと対立する側の中国にすり寄っているように受け取られかねない訪問を懸命に重ねている。呆れたことに現在の日本政府といえば首相を初め外務大臣も、防衛のトップである大臣経験者なのだ。これでは利益相反どころではない。このような状況で防衛予算の審議をされても国民の理解は得られるだろうか、因みにドイツの首相はこのような事態にたいし、自らの進退を議会に問い潔く退陣の意向を伝えている。
因みにこれほど西側世界を二分する状態は、今後どのような展開になるだろうか、私の予想ではこの展開はそうとうアメリカに分があると思っている。その根拠は、トランプ大統領がこれまで秘密にされてきた内部情報を開示すると以前から公言していたことだ。その中には、パンデミックやウクライナ戦争の経緯などに及び、なかにはケネディー大統領暗殺に関する情報まで含まれるという。こうなれば何故アメリカが、今回WHO脱退を表明するのか、これまで24時間でウクライナ戦争を止めるといっていた真意が明らかになってくるだろう、それに伴いこれらを推進してきた人たちの立場は、極めて危険な状態に追いやられてしまうはずだ。
こういうところに危機管理能力というのは現れるのだと思うが、日本もカナダやドイツを見習わなければ国民全体が命の代償を払わされることになりかねない、それがこれから暴露されるウクライナ戦争の実体ではないのか。