春望録
2025年 3月18日 行く春に
昨晩石田あゆみさんの訃報が流れた。ほんの少し前までは訃報が流れることはそう多くは感じなかった。ところが最近はまるで先を急ぐように悲しみのお別れが続くいている。石田あゆみさんと言えば確か歌謡曲と言う紹介で今のようにポップスだ演歌だというジャンル分けではなかったように感じる。そして歌がヒットしたといえば老いも若きも同じ口ずさむという、今考えれば小学生がよくあんな歌詞の詩を大声で得ったていたものだと、今でも恥ずかしくなることがある。とはいえ子供の頃に流行ったブルーライトヨコハマは港町と言う特異な情景を焼き付けてくれた。というのも私が育つ函館は同じ港町でも、マドロスさんというよりはやん衆と言われる方が闊歩していた。
そこで似合うのが北島三郎氏の函館の人など遠洋漁業が生業の船乗りだった。ところが、ブルーライトヨコハマから想像される港のイメージは同じ港町でもどこかあか抜けた印象だった。しかも石田あゆみさんの歌声はガラスのように透明でいつでもキラキラな瞳はなにやら近づきがたい別世界のイメージがした。とはいえそんな思いもあの当時をリアルに体験したものでなければ2度と味わうことは出来ないのだと思う。そんななつかしさに浸る一句
「行く春に あゆみよ せくな 石だたみ」