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今昔問答

2025年6月3日ようこそブログ

2025年 6月1日 餌に群がる

前回ステルス攻撃の危険性について投稿したがSNSなどの誹謗中傷もまたステルス攻撃の一つかもしれない。とくに芸能人はそれにより職を失った後も、じくじくとこのような攻撃にさらされる危険性がある。とはいえこのブログでも度々攻撃的な内容の記事を書いてきたので、言い訳がましいがそのような記事は個人を非難するというより、あくまで責任を持ったお立場にそぐわない行動のことを非難している。今回も安倍昭恵夫人が私的な立場でプーチン大統領と面会したことにたいしてSNSでは厳しいコメントが混じっているようだ。

それにしても報道されている面会の内容を読むと昭恵夫人の節度ある対応の正常さに比べれば、国家により特別な待遇と報酬を得ている大臣が、後先考えずの発言を繰り返し、このような国益に沿った外交を展開できていないことに改めて呆れてしまう。もし3年前昭恵夫人のように日本政府がロシアとウクライナの間に入り積極的な仲裁を行っていれば、このように3年も続く戦争は起こっていなかっただろうと思う。というのもこの戦争が起こった原因は、ハッキリしていて当初は解決の糸口は簡単に見つけられるはずだった。

この事件に関し時系列で報道を辿れば、この侵攻の切っ掛けはドンバス地域住民に対するウクライナ軍の攻撃があったというロシアの主張に行き当たる。つまりこの時、この事実を国連が調査団を派遣し、確りと検証出来ていればこの後の展開は全く違ったものになっていたはずだ。さらに事態を深刻化させたのはロシア国境付近でのウクライナ軍によるNATO軍との軍事演習で、これがロシアの特別軍事作戦を招く切っ掛けになってしまった。つまりこれにより話しても無断というメッセージをロシア側に送ってしまったことになる。恐ろしいことに日本の自衛隊も昨年からNATOとの共同軍事演習に参加しているのだが、マスコミや平和を叫ぶ議員たちは全くこれに興味を示さない。ところが、ロシアの侵攻を切っ掛けにマスメディアの報道はロシア軍が一方的に平和を破り、ウクライナに侵攻したという報道を繰り返してきた。しかも国連はこの事実だけを切り取り非難決議の採択までしてしまった。このことも、ロシア政府に対して平和的解決の選択肢を棄てさせてしまったに違いない。このような偏った認識の刷り込みにより、現在までどれほどの犠牲があったのかを思うと残念でならない。あのとき昭恵夫人のように正常なモラルを持った大臣がこのような舞台に登場していれば、破壊しつくされたドンバスの都市もいまだ平和であったに違いないのだ。

このような視点で見ると政治家のモラルやマスコミのモラルがどれほど国民の命を左右するのかが分かってくる。そうだとすれば、今起こっている出来事を見誤ることは、我々人類にとって地獄に続く歩みに他ならない。そのような視点で今の世界情勢を見ると、私にはトランプ大統領も、プーチン大統領も戦争終結に向けて政策を進めているようにしか見えないのだ。それに引き換え巷のマスコミ報道を見れば、どちらの大統領も浅はかで非常識だという偏った世論形成のために、様々な肩書を持つ提灯コメンテーターを起用して口さがない。そればかりか国費により報酬を得ているはずの国会議員が国民生活も顧みず、減税はポピュリズムだと言ってはばからない。それにしても、このように国民を仇のように扱う国会議員が何故議員バッチを付けることが出来るのか、シンプルに考えれば国民サービスを考えなくても、ハンカチさえ配っていれば当選間違いなし、という風潮が国会で定着してしまっているのではないだろうか。

因みに昨日、DOGE率いるイーロンマスク氏の任期が満了したという報道があった。このことをマスコミでは大統領との意見に溝が出来たのではと伝えられているが、私などはDOGEの目的が果たされたのだと理解している。つまりアメリカはドル崩壊に向かわせてきたありえない財政支出のカットに成功したと言う事なのではないのか。さてこれまでこれに群がってきた勢力は、これから自分たちのみで餌を探さなければならなくなった。大きい魚ほどその腹を満たすのは大変だろう。

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Posted by makotoazuma