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今昔問答

2025年4月12日ようこそブログ

2025年 4月12日 ご注意ください!

最近インスタグラムのアカウントが乗っ取られるという事件が起こっている。例えば、ずっと懇意にしていたインスタグラム発信者名で急に協力を乞うような要請が来る。ところがすでにそのアカウントは乗っ取られていて、その誘いにうっかり携帯番号などを入力してしまうと、今度はそれを利用して、その要請にこたえた人のアカウントまで乗っ取られてしまう事に成る。これによりどんどん被害の連鎖は拡大していくことになるのだ。しかもこの手際が想像以上で、とても素人の思いつきによる犯罪には思えないのだ。普段からこのような被害を防ぐにはアカウントの2段階認証を取り入れることや、取引に違和感を感じたら直ちにインスタのパスワード変更を出来るようにしておくことだそうだが、反応の鈍くなった高齢者にとってこのような犯罪は、耐え難いほどの痛手となり、ネット環境から離れざるを得ないことになる。

ところで、これにより犯人は一体何を目論んでいるのだろうか、もちろんサギ犯罪には違いないのだが、犯人はこれにより十分な利益を得ることは出来るだろうか、つまりこれにより被害にあった人は自分のインスタグラムやフォロワーを失うこと、或いは電話番号変更等の労力は犯人が求める利益以上の被害になると感じるからだ。だとすればこの攻撃はそもそもサギ目的の犯行と言うより、インスタグラムのコミュニティー破壊がこの目的なのではないかと勘繰ってしまう。

私が何故そのように思うのかといえば、最近世の中は損得と言う単純な物差しでは理解しがたいことが多すぎるからだ。例えば政治家と言えば、誰もが国民の支持を得たいと思っていると思い込んでしまう。ところが、最近の政治家は国民が望まないことでも平気で押し通そうとしている。しかもそのことで、所属する組織が国民の支持を失ったとしても何ら顧みることがない。結局金さえバラ撒くことが出来れば政治の内容など選挙に関係ないとでもと思っているのだろうか、それほど彼らの行動には合理的説明がつかないのだ。

というのもあれほど輝かしい学歴や経歴の方々が名を連ねる国会でありながら、これほどの経済危機を目の前にしてもまだ夫婦別姓に拘る理由が理解できないのだ。そればかりか、こんなことを経団連が日本経済活性化より何故優先して考えるのか。或いはそれと対峙する立場の連合まで、実際の職場において旧姓を用いて何ら差し支えない環境にあるにもかかわらず、この状況を考慮しないのは何故か。私などはこのような不信感が広がれば、逆にこれら組織の将来を不安定なものにしてしまわないかと案じてしまうのである。

この様に現在の日本社会は理解の出来ない大きな渦に飲み込まれているような気がしてならない。このような不可思議な社会現象を推進する彼らの特徴は、自分のおかれている組織の発展よりも別な使命でもお持ちなのではないのかと感じてしまうほど不可思議な行動だ。現在民主主義の中枢とならなければならない国会で他国のお掃除ロボットが我がもの顔で走り回っているという、このリスクについて自民党の小野田議員が指摘したそうだ。と言うのも現在ではマイクやカメラが小型化され、これによるスパイ活動の可能性が拭えないと言う事だろう。現在アメリカが日本を盟友と認めこれから国防や経済の協調路線を歩めるかどうかは、まさにこのようなリスクに対する政府の認識に掛かっている。つまりこのような対処の積み上げが日本の立場を示す何よりのアピールになるはずだと思うのだ。だとすれば現在のアメリカにとって、こんなことも顧みない政府との交渉は、時間の無駄という認識になっているのかもしれない。これでは誰がアメリカとの交渉人になるのかという問題ではないように感じてしまう。つまりいまアメリカが注目しているのは関税交渉のカード云々よりも日本の政府がどのポジションを取るのかと言う事に尽きる。秘密も守れない国との協力は無理と言うしかない。

 

 

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Posted by makotoazuma