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日々これ切実

2025年6月23日ようこそ

2025年 6月23日 悔い改めよ

神の御国は近づいたという福音書の言葉がある。この言葉はイエスキリストが発した言葉として現代の我々に伝えられているが、私のような異教徒でもこの言葉を知っている。つまり信者にとってはよほど重たい言葉ではないかと思うのだ。ところで、イエスキリストはユダヤ教と同じ神の言葉を伝えるため、行脚していたことは異教徒にはなかなか理解できない。

この場合の神の言葉とはモーセが直接神から授かった十戒のことで、イエスはこの言葉がこれからも一字一句廃ることはないと説かれている。こうなるとイエスは何故迫害を受けたのか不思議になるが、イエスの言葉は十戒の本質を改めて人類全体に届けることで、それ以外のことに重きを置くべきではないと説いているように感じる。と言う事は預言者による終末論は果たして神の言葉に優先するものだろうか。

何を言いたいのかといえばモーセが神から直接受けた十戒以上に大切な言葉や価値は存在しない。そしてまたイエスにより、たとえ戒めを守れなかった存在であっても、その行いを悔改めようとすれば、いつでも天国の門は開かれると言う事ではないのだろうか。だからと言って、その機会はいつでも用意されているものでもないだろう、人はいつ天に召される時が来るのか誰にも分からないからだ。

ところで話は変わるが、今回のアメリカによるイラン空爆は大変残念な思いがしている。というのもこれにより、話し合いでの解決は遠のき、軍事力の優劣でことが決まる段階に来てしまった。ところで、中東とはだいぶ距離の離れた日本だがこれによる影響は計り知れない。というのも日本のエネルギー供給のほとんどはイランの支配するホルムズ海峡に依存しているからだ。最悪の場合、もしここでイランが海峡封鎖を実行すれば日本はエネルギーの供給先をほぼ失ってしまうことになる。そうなれば日本はこの事態にどれだけ耐えられるのか国内にあるコメの供給もままならない日本がこれに対処できるだろうか。そもそもそうならない為に日本は以前から独自に外交を展開できるように国家としての主権を取り戻す必要があった。それが備わっていればこそ日本は中立的立場を堅持し、ライフラインであるシーレーンを確保するこが出来る。何を言いたいかといえばこのままの状態では、自衛隊にとってあまりにも法的制約があり、武力衝突が起きた場合でも独自の判断が出来ない可能性が強い、さらに言えば独自の統帥権が認められず他国の捨て駒にされかねない危険性がある。

とはいえ此れを妨ぐためには、憲法を改正し国軍の保有を認め、それによる周辺国のストレスを緩和するためにも、日本は核保有国とはならないことを宣言する必要がある。というのも核を保有する危険性は今回のイラク攻撃の例を見ても分かる通り、自国の安全を守るというよりも、むしろ攻撃の的にされる危険性の方が遥かに高いからだ。そんなものに国家予算をこの先何十兆円も使うより、その分の予算をレーザー兵器開発にあてれば、世界に先駆け日本は通常兵器で無敵になる。さらに言えば今回の攻撃で明らかになったのは、バンカーバスターの他にイスラエルの防空システムアイアンドームの限界である。つまり世界各国はこれから、この防空システムの開発に躍起になるはずだ。このように素人でも気付くことが国政には全く届いていない。このため与党議員は昨日の選挙結果を受け一刻も早くこれまでの政策を悔い改めなければ、このまま国会に席を置くことすら出来ないだろう。

ようこそ

Posted by makotoazuma