日々これ切実
2025年 6月24日 草むしりに思うこと
草むしりがこのブログに何度も登場してくるのは、私にとっては重労働であり、そればかりか草の命をむしり取ることへのうしろめたさだ。できればこんなことはしたくないのだがと思いつつも、私がささやかな文化的生活圏を確保するための自衛行と考え凛としたどくだみの白さもことごとくムシってはゴミ袋の中に押し込んでいる。とはいえこんな思いをしない為には早めに取り組むのが一番なのだが、今年はガレージのペンキ塗りの為上った脚立から落っこちて足を挫いたために草むしりどころではなくなっていた。
とはいえその内治ると思っていたものの、草の成長の方が目覚ましくとうとう黙っていることが出来なくなった。いつもなら朝飯前のことなのに久しぶりの格闘で汗まみれになり、すっかり貧血を起こしてしまった。
やれやれと思いながらの一句「蔦重と 西村屋に似る 草むしり」 そして返歌「むしり合うも いまに蔦わる」