日々これ切実
2025年 7月28日 吉日
昨日は姪の安産を祈願し函館八幡宮を参拝した。娑婆は30度を超える暑さだったが、鳥居をくぐると境内は何故かひんやりとしてやはりここは神聖な場所であることを体感させてくれる。それにしても青々とした山の緑と幾重にも連なる社殿の美しさは見事というよりない。
そこで一句「青き山 八重にめでたき 社かな」
手水場に向かうと鉢を花が覆って花手水となっていた。何とも涼やかな演出だったが、この天蓋からはこの世のものとは思えないほどの涼やかな風鈴の音が辺りに染み渡るようだった。硬質で凛とした風鈴の音と繰り返す水のこぼれる音は常しえの世界に誘ってくれる。
「風鈴の 軒は響きて 水こぼる」
昨日偶然栗ご飯という俳句のお題が目に飛び込んできてまだ夏の盛りというのに、呆れた句を読んでしまった。
番外「栗ご飯 明日に誓う ダイエット」