日々これ切実
2025年 8月9日 今年も来ました
昨日は6日から開催されている、函館民族芸術祭が中日を迎えた。いつも楽しいイベントだが
今年はエクアドルからの参加がなく私は寂しい思いでいた。ところが偶然昨晩ナティーバの
出演が決まった。1晩限りの演奏になったがフォルクローレに憧れる私としては一年に一度の
お楽しみを満喫することができた。
ところで、このイベントの楽しみの一つに様々な楽器との出会いがある。
今回は大阪から安慶氏が今話題のハンドパンとディジュリドゥという不思議な楽器を
ひっさげ登場した。この楽器はアボリジニがシロアリに食われたユウカリの木を口で
吹いて演奏する管楽器だ。音はサッカー会場で鳴らされるブブゼラのような音がする。
ところでこれも偶然なのだが、前日女優の菜々緒さんがこの楽器演奏している番組を視
たところだった。それにしてもこの楽器のパフォーマンスは高く伴奏とメロディー、
リズムも同時に刻める際物だった。演奏ビジュアルは御覧の通りすべて一人で完結して
しまう。
続いてモンゴルの大草原を彷彿させる馬頭琴とパーカッションで構成される「ポラリス」の演奏
騎馬民族の愛する音楽らしく馬が大地を疾走するリズムと馬頭琴の奏でる透き通った音色が、
日が落ちて群青に染まる夕闇に吸い込まれて行く。
今年のチョイスちゃん、これぞ昭和ジェネレーションがこてこてのトークと演奏で
楽しませてくれる。この日もチョイスちゃんのオリジナルTシャツで決めた信者が
彼らの演奏を温かく見守っていた。きっと彼らが大阪で生まれていたとしたら間違
いなくコテコテの阪神ファンになったに違いない。