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日々これ切実

2025年12月28日ようこそ

2025年 12月28日 歳がバレる

最近人気の朝ドラを「ばけばけ」ならぬゲバゲバと言って憚らない人がいる。何を隠そう私もその一人で我が家ではそれが当たり前のように使われている。何故そうなるのかといえば物心ついた時に巷では左卜全氏の「老人と子供のポルカ」という流行歌が流れていて、朝から晩まで「やめてけれゲバゲバパパヤー」という歌詞を聞いて過ごしていたからだ。因みに、ゲバゲバのゲバというのはドイツ語のGewaltからとった学生闘争の事を指すらしい。この当時いわゆる革命マルクス主義に傾倒する集団と日米安保に反対する学生運動が結びつき当時は、デモ隊と機動隊、催涙弾、放水車、火炎瓶や角材などニュースの画面を飾っていた。なので1960年代を記憶する世代にとって学生のイメージといえばヘルメットと角材が真っ先に思い浮ぶ。

悲しいことにこの世代は「ばけばけ」と聞いても頭の中で直ちに「ゲバゲバ」に変換されてしまうのだ。

驚いたのは今朝ほどゲバゲバをネット検索してみると、ほぼ朝ドラがヒットしてきた。きっと、今の日本はそのような世代が回しているのかもしれない。ところで、このドラマの視聴者はレトロかもしれないが、前作のあんぱんに続き良い視聴率が続いているようだ。しかも俳優陣も大河で活躍する役者を中心とする存在感はドラマに厚みをもたらしている。中でも主役をはじめとする若手の活躍が目立つ。錦織友一役の吉沢亮氏は国宝でのシリアスな演技とは変わりコミカルな一面も表現する幅広さを見せつけ、さらにこのドラマの立役者ともいえる松野トキ役の髙石あかり氏の演技を見ると役に対する圧倒的なイメージ力を感じる。ある場面ではM-1もいけそうに思えるほどの幅広さを感じるのだ。

 

 

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Posted by makotoazuma