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続 盾つく虫も好き好き

2026年3月13日ようこそ

2026年 3月13日 新しいロックダウン

ホルムズ海峡封鎖の影響がどんどん広がっている。しかもそれが予想できないところまで及びそうなので恐ろしい。朝の経済番組によるとガソリン価格が高騰しこれに企業は対応できなくなっているという。その為なんとコロナ禍で起こっていたリモートワークが脚光を浴びているのだという。なるほどOA化が進む現代では事務作業のほとんどがPC上で済んでしまうので、わざわざ電車に乗って通勤などして頂かなくても問題は起こらないと言う事なのか。番組ではこれに合わせ現在世界の問題とされる人口減少について取り上げていた。

現在先進国のほとんどが少子化に向かっている状況で、先進国の内、出生率2を超える国はすでに無く、それどころか経済発展が目覚ましいアジアでは1すら到達していない国が増えているのだという。とはいえ少し前まで世界の人口は増え続けているので人口爆発が地球環境を破壊するという心配がもっぱらだった。ところがこれまで、人口増加を支えてきた新興国でさえ人口は減少に向かっているという。このことは経済的視点で見ると人口減少は未来の労働力不足を招き、世界経済を停滞させることになる。そのためこれまでは、その穴を移民で埋めようという安易な政策が蔓延ってきたのだ。さて移民の弊害については別に述べるとして、現在最も有力な労働不足問題の解決策はAI化、或いはロボット化ということになるそうだ。つまり労働力イコール労働人口を増やすのではなく、そこは文句を言ずに働くAIなりロボットが労働という頸木から人間様を解放してくれるに違いない。

とはいえ、こんな話を呑気にしているのは私ぐらいだろう。というのも大概の方は仕事を失う恐怖の方が先に来るからだ。つまり働かざる者喰うべからずという呪いに執りつかれてしまっているからだ。悪いことに、このような考えを突き詰めると働かない人には価値がないという見方になってしまうのではないだろうか。私は以前からこの発想には疑問を持っていて、私にとっては人生は「イマル」で良いのではと思っているのである。つまりこれは明石家サンマ氏の言う「生きてるだけで人生丸儲け」という発想だ。後は楽しく暮らすか、苦しんで暮らすかは、その人の思いがすべてを決めることだと思っている。

さて労働から解放された人類とはどのような事になるのか、具体的に空想してみると、例えば、農業も林業も野良仕事という厳しい仕事のほとんどは、それに特化したロボットが担ってくれるはずだ。その結果、収穫、流通、販売までロボットが一貫して担う世界になるだろう。つまり人間は、あたかも裕福な皇帝のように欲しいものだけを注文するという存在になる。特に事務仕事などは人間が口を挟む隙など全く無くなる、残念なことにその能力で比べればAIにとって人間はかえって世話の焼ける無能の塊にしかすぎないのである。

さてこれからが最もワクワクするところだが、ではこのようにAIやロボットが産み出した付加価値を誰が受け取るのかという問題になる。私は最初はどうあれ、いずれそれは必要とする人たちに分配されていくことになると思っている。というのもこうなるとAIがつくった生産物には特別な価値を見出せなくなるからだ。つまり農産物が無くなるという心配がなくなれば、これにより人間は生命の危機にさらされる恐怖から解放されることになる。一方AIや,ロボットにとって報酬という概念はそもそも存在しないのである。つまり、自分たちの生産物を消費することに彼らは価値を見出せないのだ。と言う事はこれにより物質が世の中の価値を支配するという世界は、ここで終焉を迎える事になる。とはいえここに至るまでには、阿鼻叫喚の紆余曲折があるかもしれない。しかしながら労働力という価値を手放した人間にとって、人生はテーマパークのアトラクションのようなものだろう。人間の価値はこのイベントを超えることにあるからだ。

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Posted by makotoazuma